6月29日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画に大バッシングが集まっている。

 問題となっているのは、「陰口引き出し王決定戦」という企画。先輩芸人が、後輩を集めた場で理不尽な説教を行い、席を外している間にどれだけ陰口を引き出せるか競うというものになっていた。

 結果、後輩芸人たちは説教を受けた先輩の陰口を言いまくり。特にひどかったのがお笑い芸人の永野(47)と後輩たち。後輩の中には第20回R-1グランプリ王者のお見送り芸人しんいち(37)もいたが、永野はしんいちに対し、芸のダメ出しをしまくり、永野がいる場ですでに顔を伏せ、全く反応しなくなった。

 他の仕掛け人の先輩芸人たちは酒に酔ったモードで説教したため、永野の後輩以外の場合は笑い交じりの悪口が多かったが、永野の場合、マジモードで説教と暴言を吐いたためか、永野がいなくなった瞬間、後輩たちもマジモードの影口に。特に他の後輩芸人から「気にすることないよ」と声を掛けられたしんいちは「プライドめっちゃ高いと思いますわ」と永野に苦言を呈した。

 その後も、「尊敬するふりはしてました」「あの人、(売れた後輩の)足引っ張る」「マジで老害」と批判を続けたしんいち。一方、最後にこの陰口が全て別室で聞かれていたことをネタバラシされると、しんいちは顔が真っ青に。永野が「いや……破綻しましたね、もう関係は」と呟くと、しんいちは泣きそうな顔になって「違うんです」と釈明していた。

 しかし、このドッキリにネット上からは、「単にこの人たちの関係壊すだけじゃん」「全然笑えない」「人間の関係性、信頼を壊す企画をいくら番組でもやっていいの?」という批判の声が続出している。

「『水曜日のダウンタウン』といえば、仲がよかった矢口真里(39)と遠野なぎこ(42)の関係性を壊したことでも有名。この時は遠野が矢口に説教をし、直後にカラオケで『恋のダンスサイト』を入れ、『セクシビーム!』を矢口が言えるかどうかのドッキリを行いましたが、遠野の説教に矢口も本気で反論してしまったため、その後ふたりの関係は破綻しました。今回のドッキリも、この遠野・矢口事件になりかねないもの。わざと陰口を引き出し、それを本人に聞かせるという悪質さに多くの視聴者が引いてしまったようです」(芸能ライター)

 いくら『水曜日のダウンタウン』でも、やっていいことと悪いことがあるようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 また仲良しの仲を破壊?『水ダウ』陰口ドッキリ企画で思い出される悪夢