山下智久(37)が主演を務めるドラマ『正直不動産』(NHK総合)の第4話が4月26日に放送。エンディングの演出に「めちゃくちゃ最高!」「最終回かと思った」と絶賛の声が集まっている。

 同作は、登坂不動産のNo.1営業マン・永瀬財也(山下智久)が“たたり”により嘘がつけない体になってしまうという痛快お仕事コメディ。第4話では“事故物件”に住みたいというおばあさん(風吹ジュン・69)がやってくる。担当になった新人の月下咲良(福原遥・23)と一緒に物件を探すも、高齢者に貸してくれるところがなかなか見つからない。

一方、社内では営業強化週間と題し、12部屋ある築年数の古い3LDKのマンションの売買に力を入れることに。嘘がつけない体質になったことで、成約をとるのに苦戦していた永瀬だったが、今回は正直な営業のおかげで2件成約。さらに、事故物件を探していたおばあさんにもぴったりの物件を紹介することができ、永瀬は久しぶりにすがすがしい表情を浮かべる……という内容だった。

そして、エンディングでは主題歌である小田和正(74)の「so far so good」をBGMに、永瀬が心の声で「会社にも貢献できてお客にも喜んでもらえた。なんなんだこの気持ちはそっか俺は嬉しいんだ。」「長年営業をやっていて初めてだ。こんな充足感は。だからこそ改めて思う。誰かにとっては悪い物件でも誰かにとっては良い物件の場合もある」「もしかしたら嘘をつかなくても成績を残せるのかもしれない」と語る、というラストになっていた。

この演出に視聴者から「最後の演出最高」「正直不動産の地味にすごいと思うのは、エンディングに小田和正採用してること」「ちゃんと良い話でまとめて小田和正でしめるの、もう心暖まる良いドラマにしかならないやんけ…」「最後に流れる小田さんの歌声に癒される」と絶賛の声が続出している。

「山下は、今年2月に新曲『Face To Face』をリリースしていますが、話題にしたいならドラマと同じタイミングで新曲を発表した自身の楽曲を主題歌にしてもよかったはずです。ですが、あえて小田和正を主題歌にしたことで物語と歌に親和性が生まれ、コメディだけではない“笑って泣ける”ヒューマンストーリーに仕上げることにできています。ドラマに挿入するBGMは、ひとつ間違えると『ここで感動しろ!って言われてるみたい』などと反感を買うことがありますが、今回は大成功した例でしょう」(芸能ライター)

 秀逸なラストに、思わず「最終回かと思った」と勘違いした視聴者も多かったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 山下智久、『正直不動産』小田和正の主題歌に絶賛の声「歌声に癒される」