『SUPER RICH』赤楚衛二演じる春野優の嫌われっぷりが凄まじく、町田啓太の株が急上昇
12月16日、江口紀子(41)が主演を務めるドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)の第10話が放送され、平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ヒロインを支える王子様的な役割の春野優(赤楚衛二・27)の嫌われっぷりが凄まじく、ライバルの宮村空(町田啓太・31)を支持する声のほうが圧倒的に大きくなる逆転現象が起きている。
同ドラマは、ベンチャー企業『スリースターブックス』の破天荒なCEO・氷河衛(江口)が幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める様をアラフォー女性のリアルな心情とともに描いたオリジナルドラマ。
第10話では、体調不良のためリモートワークをしていた衛が現場復帰。衛の療養中、企業のナンバー2としてCOOに就任した春野はそのまま据え置かれ、『スリースターブックス』は無事に上場。
そんな中、『MEDIAグループ』の取締役・島谷聡美(松嶋菜々子・48)から資本業務提携を持ちかけられた衛。『スリースターブックス』が持っているコンテンツのライセンス独占使用権を求めてきたことから断わるも、島谷はTOB(敵対的買収)を仕掛けてきた。TOBが成功した暁には、衛をCEOから外し、宮村をCEOに指名するという。
このことを衛と春野から問い詰められた宮村は、否定することなく「自分もやりたいことをやってみたくなった……」と答える、という展開だった。
真相は不明ながらも現段階では宮村の“裏切り”と取れる内容だったが、視聴者からは「衛も春野も会社が大変なときにいつもいないから、宮村が社長のほうがいいと思う」「会議にも出ないでデイトレやったり好き勝手してる春野より圧倒的に良い」と宮村を支持する声が多くあがっている。
といいうのも、ドラマ内では春野が衛を支える王子様的な役割を担っているはずだが、仕事においても恋愛においても自分勝手で周りに迷惑をかけてばかりで、毎回イラつきを隠せない視聴者が続出。今回も「やっぱり好きになれない」との声があがっていた。
さらにいえば、実質的に仕事上で衛を支えていたのは宮村の方で、プライベートでも病気の衛に寄り添うなど“包容力”もあることから、以前から視聴者の間では宮村の支持率の方が高い現象が起きているほどだ。
「実際、今クールドラマを対象にした『胸キュン男子頂上決戦』(モデルプレス調べ)で、宮村は『最愛』(TBS)の宮村大輝(松下洸平)を抑え、第1に輝いくほどの人気です。それに比べ、春野はヒロインの相手役であるにも関わらず第6位。赤楚は2020年に出演したドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)の樋口拓也役で一躍ブレイクを果たしましたが、『SUPER RICH』に出演したことでその人気も下火になるかもしれません」(芸能ライター)
満を持してヒロインの相手役に抜擢されたはずだが、その出演が裏目に出てしまったようだ。