11月18日、江口のりこ(41)が主演を務めるドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)の第6話が放送され、平均視聴率6.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同じ)と低迷が続くなか、これまでになかったキスシーン&プロポーズに、「斬新」「笑わせにきてる」と大きな反響が集まった。

 同ドラマは、ベンチャー企業『スリースターブックス』の破天荒な女性社長・氷河衛(江口)が、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める様をアラフォー女性のリアルな心情と共に描いたオリジナルドラマ。

 衛は、春野優(赤楚衛二・27)と宮村空(町田啓太・31)に告白されながらも曖昧な態度をとってきたが、第6話ではついに「優くん、好きです。人間の中であなたのことを一番好きになりました。めちゃ好きです」と衛が優に自分の気持ちを打ち明ける。

 しかし、宮村に借りた200万を返すのに必死で「俺もめちゃくちゃ好きです。でも今じゃない」という優と、ただ自分の気持ちを打ち明けただけで、付き合うとかその後のことを全く考えていない衛は、まだ“ちぐはぐ”な関係。

 とはいえ両想いになったことから優は衛に優しくキス。すると、衛は戸惑いのあまり「わぁ……」と突拍子もない声をあげ、「死ぬ気でお金を返します。返したら結婚しましょう」と突然のプロポーズをしてきた優に、思わず「そうきたか~」とデカい声でつぶやき頭を抱えてしまう……という展開だった。

「当初から、衛と優が両想いになるというのは既定路線でしたが、ネット上では『江口のりこにラブシーン求めてない』『恋愛要素とかいらないから純粋なお仕事ドラマとして見たい』と、“恋愛描写”には否定的な声が多数集まっていました。しかし、これまでのラブコメとはまったく違う角度からぶっこまれてきたキスシーン&プロポーズに視聴者は『キスシーンでこんなに笑ったの初めて』『ドキドキ演出なのかと思いきや、そうきたかぁでコミカル&軽く茶化してるけど照れてるような絶妙な演出新鮮すぎ』『まさかのキスとプロポーズで「えぇ?」「そうきたか~」ってリアクションする衛さん好き』と爆笑。相変わらず視聴者おいてけぼりの急展開でしたが、懸念していたようなラブシーンではなかったことから逆に好感度は上がったかもしれません」(芸能ライター)

 しかし、初回視聴率の7.8%以降、第2話7.3%、第3話7.6%、第4話6.7%、第5話7.0%と低空飛行を続け、第6話にして自己最低を更新してしまった『SUPER RICH』。最初から恋愛要素ではなく“コメディ路線”としてプッシュしていれば、もう少し違った未来が待っていたかもしれない。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『SUPER RICH』まさかのキスシーン&プロポーズに反響「笑わせにきてる」