11月10日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、今年7月の東京都議選の期間中、無免許運転で人身事故を起こし自動車運転処罰法違反容疑などで書類送検されていた木下富美子都議(55)が、問題発覚以降、約4ヵ月ぶりに公の姿を見せ取材に応じた内容を特集。

 木下議員は、これまでに2回「議員辞職勧告」を受けているが、応じず議会を欠席していることから、2度にわたり「召喚状」を受け取っていた。しかし“体調不良”を理由に呼び出しに応じず、3度目の召喚状を受け、ようやく都庁に登庁した。

 議会や委員会を欠席した理由について、9日に行われた10分間の記者会見では「事故の前、選挙活動の期間から不眠、ストレスなどで体調が悪い状況がありました」とのこと。事故後は「さらに状況が厳しくなり、よく眠れない日が続いたり食べ物が口を通らない日があったり、イライラ・不安などにさいなまれた」と、あらためて“体調不良”であることを強調した木下議員だったが……。

 これにMCの坂上忍(54)は「僕は前々から言っている通り、最近、心の病を盾にする手法というのかな……・それを悪用されちゃうと、本当に心の病に苦しんでいる人がかわいそうになっちゃうので」とし、「政治家の立場だったら、心の病を言い訳にはしていただきたくない」とバッサリ。そのうえで「今回の場合、ここまで初期対応から含めて全部間違えていたら、そりゃ具合悪くなるよ。こんなの自業自得でしょ」と痛烈批判した。

 世間からは「辞めるべき」との声が上がっているが、議員活動継続を表明している木下議員。「こんなに体調不良で議員活動できるわけない」といった声のほか、無免許運転、人身事故を起こしてもなお経緯を説明せず議席に座り続けようとする姿にSNS上では「木下議員のメンタルが強すぎる」「木下議員、こんな状態でも辞職せず続けるなんて、この方の心臓とメンタル、めっちゃ強いな」「メンタル鋼超えてダイヤモンドだな。ある意味すごいけど、やっぱ納得いかない」と、呆れともとれる驚きの声が噴出している。

「ただ坂上も、1995年に飲酒運転のうえ自損事故を起こしています。そのため、車絡みの事故の話になると、毎回のように『自分だって説明せずに逃げたくせに』『無免許当て逃げをした木下議員を、非難する坂上忍はなんなの? 酒酔い運転事故起こして逃走したでしょ』『飲酒運転して事故して逃走して逮捕されてるお前も芸能界辞めろよと思った』といった非難の声が上がるのがもはや定番になっています。木下議員も、はっきりと事故の説明をしなければいつまでも世間の目は厳しいままでしょうね」(芸能ライター)

 無免許運転をしたうえで人身事故を起こしたとなれば一般企業では一発解雇の処分を受けて当然のところ。いくら本人が続けたいと申し出たところで、都民は納得しないと思うのだが、木下議員は都民の気持ちをどう理解しているのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 坂上忍、木下富美子都議の記者会見を猛批判「心の病を言い訳にするな」