『水曜日のダウンタウン』あの最悪企画の再放送に視聴者ドン引き「ひどすぎる」
9月8日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で「音楽の説の日」として、音楽にまつわる説が一挙放送された。その中で再放送された、“最悪の説”と言われている説の再放送が物議を醸している。
この日は冒頭で「芸人の名前だけでいい感じの歌詞作れる説 第2弾」を紹介し、さらに中盤で「SADS『忘却の空』を超えるクセソングの聞き取りに挑戦」をスタジオで検証したほかは、ほぼこれまでの音楽に関する説を再放送。その中で流れたのが、「矢口真里、説教くらった後にカラオケで『恋のダンスサイト』歌われてもさすがに『セクシービーム』入れづらい説」だった。
この説はもともと2017年5月17日に放送されたもの。モーニング娘。時代、グループの楽曲『恋のダンスサイト』で「SEXYビーム!」という合いの手を担当していたタレントの矢口真里(38)が、当時仲の良かった女優の遠野なぎこ(41)からカラオケボックスの中で説教され、その後に入れられた『恋のダンスサイト』で「SEXYビーム!」を行うかという検証になっていた。
説教は遠野の「ちょっとお勉強不足な部分を自覚した方がいいと思う」という指摘から始まったが、矢口は「えっ、なんか迷惑かけました?」と反論。そこから矢口が号泣するという泥沼喧嘩が何十分も続くことに。もちろん、その後に『恋のダンスサイト』が入れられても矢口は「SEXYビーム!」を入れず。説立証となり部屋にカメラが入ると、ドッキリだと悟った矢口が「よかった!」と再号泣。遠野も「もう、やだ」「本当にごめんなさい」と泣きだし、抱き合って和解するというVTRになっていた。
しかし、この説の再放送に視聴者からは、「よくこの説放送するよな」「これ再放送するのはひどすぎる……」「こんなの2人の黒歴史でしょ」といったドン引きの声が集まっている。
「VTRの最後でふたりは泣きながら和解していたように思われましたが、実はこのドッキリをきっかけに、ふたりの関係が壊れ、その後絶縁状態になったのはあまりに有名な話。遠野は2020年7月29日に放送された『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の中で、『お互い傷ついちゃって一切、もう何年も会ってない』と明かしていました。絶縁状態が明らかになった際、少なからず『水曜日のダウンタウン』に対する苦言も噴出したものの、番組はこの説をタブー扱いせずに再放送。ネットからはその軽々しさに対する困惑も集まっていました」(芸能ライター)
放送から何年経っても視聴者の印象に残っている衝撃的な説ではあるものの、安易な再放送に対し批判の声が寄せられている。