9月8日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、おぎはやぎ・矢作兼(50)が、新型コロナウイルス感染防止対策が不十分ななかで開催された野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」でクラスターが発生したことに言及。視聴者から共感の声が集まっている。

 8月末に愛知県常滑市で開催された「NAMIMONOGATARI2021」は、緊急事態宣言したにもかかわらず大勢が密集している中でマスクをしていない人がいたり、酒類の提供が行われていたりと、新型コロナウイルスの感染対策が不十分であることが判明し、批判が過熱。さらに、6日までにフェス参加者の14名が新型コロナウイルスに感染していることもわかり、クラスターに認定された。

 この問題を受け、経産省は“コロナ禍で影響を受けたイベント主催者を支援するため”の最大3,000万円となる補助金の交付を取り消す方針だ。

 一部のマナーを守れない人たちのせいで、“音楽フェス=クラスターが発生しやすい”ともとられかねない状況に、さまざまなアーティストたちがSNS上で悲鳴をあげているが、坂上忍(54)も「フェスとかイベントを考えている人たちにとったら『勘弁してくれよ!』という話でしょ?」と、問題となったイベント主催者側を批判。

 矢作も「ひとつこういうの出たら……。ここのイベント会社、最悪ですね」とバッサリ切り捨てると「あれ思い出しちゃったもんね。レバ刺し」と、2011年にとある焼き肉店で死者5名を出した“レバ刺し”による『集団食中毒事件』を引き合いに出し、「レバ刺しなんか、みんなちゃんと処理して出してたのにさ。ひとつのところが変なこと……ちょっと不衛生で出しちゃったから(それ以降、禁止されて)レバ刺し食べられなくなっちゃったんだから」と苦言。

「これに坂上は『ここでレバ刺し(事件を)出てくるって……』と戸惑っていましたが、矢作は『あれはあそこの(ひとつの店舗の)せいなんだから。ダメよ、ああいうことしちゃ』と苦言。わかりやすい矢作の例えに視聴者からも『本質は同じだよね。みんなルールをちゃんと守ってるのに一部の人たちのせいで全体的に規制がかかる』『真面目にやってる人がバカみたいだよね』『レバ刺し好きだったから、矢作の言ってることすごいわかる!音楽好きにとっても同じだよね』と共感の声が集まっていました」(芸能ライター)

 突拍子のない矢作の発言だったが、的確なたとえでより実感を持って今回の騒動の問題点を認識できた人が多かったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 おぎやはぎ矢作、“蜜フェス”の主催会社を「最悪ですね」と一刀両断