6月10日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)で、ダウンタウン全盛期の尖り方が話題になっている。

 この日番組では「ほぼ同期!華の40代芸人トーク祭り!」を放送。ダウンタウンに影響を受けたお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基(46)の世代が登場した。

 下積み時代、ダウンタウンの影響はかなり大きく、全員がダウンタウンの真似をして、尖った芸風だったことを告白。松本人志が(57)は、「尖ってたことを、ダウンタウンのせいにするっていうノリがあんまり好きじゃなくて。我々はめちゃくちゃ礼儀正しかったですからね!」と反論するも芸人たちの“尖ってたエピソード”は止まらず、とうとう「ていうかこいつが悪いねんで? ダウンタウンのイメージを悪くしてるのは」と、浜田雅功(58)のせいにし始めた。

 さらに松本が「客席降りて行ってじじいをシバいたりとか……」と暴露すると、浜田は「そんなわけないやん!」と初めは否定していたものの、「じじいはシバけへん。おっさんに文句行っただけ!」と、本当に客席に降りていき、男性客と喧嘩したことを白状した。松本によると、浜田は男性客に「入場料はなんぼや!?」と怒鳴りつけ、2000円だと聞くとポケットからその金額を出して投げつけ、「払ったるわ、帰れ!」と暴言を吐いていたとのこと。これにダウンタウンの真似をして尖っていたゲスト芸人一同もドン引きだった。

 また浜田いわく、その客は「全然ネタ聞いてへんかった」といい、それどころか「帰れ!」「おもんないぞ!」など野次も飛ばしてきたという。これに浜田が腹を立てて舞台から降りて行ったといい、「なんや、コラァ!」などと怒鳴りつけている間、舞台の松本はその様子を上から解説していたことも明かされた。

 このエピソードに視聴者からは、「怖すぎる…!」「さすがとしか言えない」「そういう突然のトラブルもこなせるのがやっぱり凄いわ」という声が集まっていた。

「芸人たちからも『今やったらもう考えられへん』『大問題!』という声が上がっていたこのエピソードですが、一方視聴者から感心を集めたのは、上で松本が解説していたという点。止めるわけでもなく、他の客からドン引きされかねないこのトラブルを解説することで笑いに昇華させるという咄嗟の対応が絶賛されていました」(芸能ライター)

 どんなに模倣する芸人が登場しても、やはりオリジナルは超えられないようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 ダウンタウン、全盛期の尖り方に視聴者騒然「さすが」「やっぱり凄い」