『深イイ話』藤田ニコル、ファンを大切にする姿勢に反響「見方変わった」
6月7日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)は、モデルの藤田ニコル(23)に3ヵ月間密着。亡きファンへの思いやファンを大切にする理由について語り、大きな反響を集めている。
母子家庭だったため、朝から夜まで働く母や家計を支えるために11歳からモデルの仕事を始めた藤田。ときにはネット上の心無い言葉に傷ついたり学校で嫌がらせを受けたりしたが、そんなときに支えてくれたのが母だったとか。また、同じくらい心の支えになっているのがファンの存在だという。
その中でも藤田がツイッターでつぶやくと毎回リプライを返し、イベントも最前列で見に来てくれる“ななみんちゃん”と呼ばれてたファン。しかし今から約5年前、15歳の若さで突然亡くなってしまったのだという。原因は致死性の不整脈だったというが、当時18歳だった藤田は「自分の身内でもそういうこと起きたことないから。2日前にも会ってたし、味わったことのない感情でした」「急にいなくなったから悲しかった」と大きなショックを受けたようだ。
その後、母と相談してななみんさんの自宅を訪れたという藤田が目にしたのは、藤田のグッズや切り抜きのほか、藤田からのリプライをコピーして切り抜いたもの。それらが飾られているのを見て藤田は「私的にはサッと打って返した返事だけど、その子にとってはコピーするまで大切なものだったんだって思って。改めてジーンときました」と振り返った。
自分が数秒使う時間でも相手にとっては宝物になるということを身をもって経験した藤田は、この経験から「(ファンとの)1人1人コミュニケーションが大事だなと思う。見てもらうんじゃなくてこっちから近寄らなきゃなと思う」ということを大切にしているといい、インスタフォロワー数387万人を突破した現在も、時間のある限りファンにリプライを送ったりいいねを押したりしているようだ。
「今でもななみんさんの命日にはSNS上でメッセージを伝えているようですが、どんなときもファンを大事にする姿勢にネット上では『涙が止まらない』『にこるんってめちゃめちゃファン思いとかそんな簡単な言葉じゃ表されへんくらいにファンのこと想ってて感動した』の声が集まっていました」(芸能ライター)
テレビに出始めた10代の頃は“おバカキャラ”のイメージが強かったが、さまざまなことを経験して20代へと成長した今「一瞬で藤田ニコルのファンなったわ」「にこるんの見方が変わった」と、印象が変わった人も多かったようだ。