3月15日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、番組ファンからのクレームが集まっている。

 この日、番組には「辛さの感度がバカになっていて、何を食べても辛さを感じない俳優」として、人気俳優の中村倫也(34)が登場した。

 前半では番組が用意した「麻婆豆腐」「ラーメン」「唐揚げ」を中村が食べ、その中にひとつだけ潜んでいる超激辛料理を、リアクションを見て出演者たちが当てるという「激辛クイズ」をすることになった。しかし、中村は本当に激辛耐性があるようで、どの料理を食べてもほぼノーリアクション。結局クイズは盛り上がらず、急遽お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平(50)も試食することになったが、当然、正解の「ラーメン」にだけ反応しまくりクイズとして成立していなかった。

 また、その後は中村が、くりぃむしちゅーの上田晋也(50)の記憶力が衰え始めていると聞いたといい「みなさんに脳を活性化させる遊びといいますか、用意したものがありまして、是非やらせていただきたい」と、自ら企画を用意。二枚の写真を並べた間違い探しとなっており、レベル4まで行った。さらに中村自身にも登場時からある仕掛けをしていたといい、実は右耳たぶだけ特殊メイクで微妙に巨大化させていたことも明らかになった。

 しかし、この日の放送に視聴者からは、「つまらない……」「いつからクイズ番組になったのよ」「せっかく中村倫也が出てるのに中村倫也じゃなくてもできることやるのもったいない」という苦言が聞かれているという。

「『しゃべくり』は番組名通り、トークが中心だったはずの番組。しかし、この日は中村が激辛料理を食べた後、トーク時間はかなりわずかでクイズ企画に移行していました。今やクイズ番組は多くあり、俳優や女優がゲスト出演することも珍しくありませんが、『しゃべくり』はトークを回せる芸人たちの中に普段バラエティ番組に出演しない芸能人がトークするというのが最大の魅力。そのため、企画に始終したこの日の放送に視聴者も戸惑ってしまったようです」(芸能ライター)

 ここに来て番組の方向転換があるのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 中村倫也の『しゃべくり007』がつまらない?企画内容に視聴者から苦言の嵐