2月26日放送の『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)にお笑いコンビ・オアシズが出演。その中の光浦靖子(49)のある名言が話題になっている。

 この日は以前インドを訪れた大久保佳代子(49)とインドネシアを訪れた光浦靖子のそれぞれの過去映像を振り返り。スタジオトークでは、今田から「芸人という道を選んだことへの後悔は?ないの?」と質問を振られる場面があった。

 この質問に対し、光浦は「半々です」ときっぱり。今田が「芸人で成功してて珍しいね」と驚くと、光浦は「お笑いすごい面白いもんで。面白い人に会えるのがすごい楽しいんですよ」と言いつつ、「毎日面白い人に会えると、自分はそこまでいけてないというのを毎日感じちゃって……」と芸人ならではの悩みも明かした。

 さらに、光浦は「35歳くらいから向上心を捨ててみたんですよ。そしたらすごい楽しくなった」と告白し、今田にも「向上心を捨てたほうがいいですよ」とアドバイス。一方、大久保も「私も40歳過ぎくらいまでは『もっと、もっと』ってありましたけど、最近、しんどいのとエネルギーが単純になくなってきたから、自分に甘い」とのこと。「『まあ、今日はあんまり喋ってないけど、こんな日もあるよね』とか」と、自分を許すことを覚えたといい、「そんなんで、毎日、毎日それでいいやと思って」と話していた。

 また、最後には今回は場所ではなく、「オアシズとはなにか?」についてふたりに質問。光浦は『なんて言ったらいいか分からない』としつつも、『くされ縁』とストレートに表現した。これについて光浦は、『仕事やって仲悪くなって喋らんくなって、落ち着いてまあ別にって』と幼馴染から仕事仲間になり、確執があった時期を乗り越え、現在はいい距離感を保っているとのこと。『それでまたぎゅってなることはないけど』と言いつつ、今後もちょうどいい関係性が続いていくことを示唆していた。

 この日の放送に視聴者からは、「光浦さんの言葉がすごい刺さった」「なにげに深い言葉だな…光浦靖子さんに救われる」「オアシズに感動するとは…!」という声が集まっていた。

「オアシズといえば、当初光浦だけがバラエティ番組でブレイク。大久保は昼間OLの仕事を掛け持ちし、大きなコンビ格差があった時期も。さらにトラブルにより不仲だった時期があることも公言しています。しかし、50歳を目前にして今はふたりの仲も落ち着いた状態。紆余曲折を乗り越えてきたからこその光浦の言葉の重さに視聴者も感じるところが多々あったようです」(芸能ライター)

 普段視聴者を笑わせ続けているオアシズの2人だからこそ、意外すぎるほど重い言葉に驚いた人も多かったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 向上心を捨てる?『アナザースカイⅡ』光浦靖子のポジティブシンキングが話題に