11月10日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)で、出演者のお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(36)がなりすましアカウントに注意喚起をした。


 この日番組では、なりすましアカウントによる詐欺被害を紹介。カズレーザーを名乗るSNSアカウントが、現金プレゼントを謳うDMを送ってくるという実害が出ているといい、カズレーザーは6日にツイッターで、「Instagramのなりすましアカウントに対して、捨てアカ作ってフォローしたらこんなメッセージが来ました!詐欺丸出しでやんす!」と、自身を名乗る怪しいアカウントが現金プレゼントと引き換えに怪しいURLへ誘導していると注意喚起していた。


 メインキャスターの小倉智昭アナウンサー(73)から、「50万円もらえるんだったら、教えてよ」とからかわれ、「直接言いますよ、そんな儲け話があるんだったら」とおどけていたカズレーザーだったが、偽アカウントについて、プロフィール写真や自己紹介文がまったく同じでぱっと見て見分けがつきにくく、「(怪しいURLを)クリックしないことが重要なんじゃないかと」と説明した。


 また、現在は実業家の前澤友作氏(44)や青汁王子こと三崎優太氏(31)など、実際にお金を配るキャンペーンを行っている著名人もいるというものの、「基本的にはお金ってくれないんで。儲かってないなら儲け話って来ないじゃないですか。だから、不用意に押さない、被害者にならないってのが大事だと思いますけどね」と被害者にならないよう呼び掛けていた。


「さらにカズレーザーは、考えられる被害として、金銭のやり取り以外にもアクセスすることでスマホなどにバックドアが仕込まれ、スマホが別の犯罪に流用される恐れもあると指摘。『君子危うきに近寄らずじゃないけど、触れない方がいいんじゃないですかね』と話していました。名前を使われた被害者だからこその説得力のある呼びかけに視聴者からは、『自分の名前が利用されてるからこそ分かりやすい説明だった』『こういうの本当に悪質だから警鐘を鳴らしてくれて助かる』という声が集まっていました」(芸能ライター)


 最後まで「基本的にはおいしい話には飛びつかない」と念を押していたカズレーザー。多くの賛同が集まっていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 カズレーザー『とくダネ』なりすましアカウントに警鐘「被害者にならないってのが大事」