11月3日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)で、ハンドボール元日本代表の宮﨑大輔容疑者(39)が暴行の疑いで逮捕されたことについて、出演者のお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(36)がコメントしたものの、賛否両論を集めている。


 2日未明に名古屋市内のホテルで交際相手の20代女性の髪を引っ張るなどして、暴行の容疑で逮捕された宮﨑容疑者。宮﨑容疑者は「財布の奪い合いになり、もみ合いになったが、髪は引っ張っていない」と容疑を否認しているが、1日夜には同市内の飲食店で男女4人で酒を飲んでいた際、酒に酔ったと見られる宮﨑容疑者と別の女性が喧嘩になり、警察官が駆け付ける騒ぎも起こしていたという。


 ハンドボール界のエースとして、その活躍でハンドボールの知名度も一躍上げた宮﨑容疑者。スポーツマンとしてあってはならない事件だが、話を振られたカズレーザーは、「ただ、宮﨑選手はどうしてもハンドボールという日本のハンドボールのアイコンなのでいろいろ言われてますけど」と宮﨑容疑者がこれまでハンドボールの知名度向上に貢献してきたため、報道がおのずとハンドボールとセットになってしまっていることを指摘。「どうしてもやっぱり宮﨑選手が何かやられるとハンドボールの全体のイメージがつながっちゃうので。あんまり宮﨑選手のこのニュースとハンドボールを一緒に報道はしてほしくないなと思いますよね」と話し、小倉智昭(73)アナも「まったく別物ですからね。競技とはね」と頷いていた。


「しかし、このカズレーザーの言葉に視聴者からは『元々広告塔扱いだから切っても切り離せない』『こんな些細な暴行事件なんかいくらでも発生してるんだからこれを引き離すと公益性のある報道の意味がなくなる』『ハンドボールと一緒に報道しないと誰か分からないよ』といった疑問の声が集まってしまいました。毎回、鋭い視点からのコメントが話題になるカズレーザーなだけに、『個人の事件だからハンドボールのイメージ低下に繋がるのはどうかと思う』『競技中の映像を持ち出す番組もおかしいし、カスレーザーのコメントもどうかと思う』といった賛同も集まっていましたが、斜め上すぎるコメントに困惑した視聴者もいたようです」(芸能ライター)


 暴行事件と競技が別ということは誰でもわかっていること。この事件のせいでハンドボールのイメージが直ちに下がるような現象は見受けられていないため、カズレーザーのコメントには厳しいツッコミが集まってしまっていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 カズレーザー『とくダネ!』ハンド宮﨑大輔への発言に視聴者から疑問の声