10月20日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)でロックバンド・赤い公園のギター・津野米咲さん(享年29)の訃報を扱った。その中での、出演者のお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(36)の発言に反響が集まっている。


 18日に都内で亡くなっていた津野さん。19日に発表されたあと、ファンはもちろん多くのミュージシャン仲間から悲しみの声が聞かれている。この訃報について、MCの小倉智昭(73)は「このバンドのプロデュース的な仕事もなさっていたそうですからね。ほかの皆さんもかなりショックを受けていると思いますよね」とコメントしていた。


 また、話を振られたカズレーザーは、「アーティストの方は自分との対話がほとんどだと思うので、長い時間を掛けると思うので、どうしても内にこもってしまうと思うんですけど……」と津野さんの心の内を慮りつつ、「やはりこういった、著名人が自ら命を絶ったことを報道する際は同じくらいの時間を掛けて、自殺をとどまっていまも活躍されている方とかを伝えて、そっちをフィーチャーするべきだと思います」と報道のあり方について提言。「明るいニュースを伝えた方がいいんじゃないか、と思いますね」と話していた。


「このカズレーザーの言葉に視聴者からは『本当にその通りだと思う』『カズレーザーの言う通り、報道する側がもっと配慮してほしいよね』『報道が誰かの引き金を引くことがないよう、ちゃんとメディアが考えるべき』といった賛同の声殺到。自死した著名人の報道の難しさはこのところ特に指摘されていることですが、もう一度考え直そうというカズレーザーの姿勢に称賛が集まっていました。その一方で、小倉は亡くなった津野さんに対し、『こういうタイプの方はあんまり相談しないかも分からないよね』とも発言していましたが、視聴者からは『こういうタイプの人って自殺するタイプってこと?』『故人をタイプでひとくくりにしないで』といった怒りの声も多く寄せられています」(芸能ライター)


 芸能界に相次ぐ訃報。これ以上広がらないことを願いたい。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 カズレーザー『とくダネ!』津野米咲さん訃報に提言で視聴者から反響「メディアが考えるべき」