9月1日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)での、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(36)の自民党総裁選へのコメントが反響を集めている。


 先月28日に辞任を表明した安倍晋三首相(65)。現在、与党内は総裁選に向けさまざまな動きが見られているが、1日時点で立候補の意思を固めているのは、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政務調査会長(63)、石破茂元幹事長(63)の3人。中でも菅官房長官については、党内最大の細田派、第2派閥の麻生派、第4派閥の二階派が支持する方針であると報じられており、最有力候補とみられている。


 番組では、冒頭から総裁選について特集。現時点では党員投票が行われない見通しのため、派閥が選挙を大きく左右すると紹介していたが――。


「一方、世論調査では石破氏は国民からの人気が高いということもあり、国際政治学者の三浦瑠麗氏(39)が党員投票も行うオープンな総裁選で首相を選び、衆院選をもやることが『一番すっきりする』と持論を展開しつつ、ジャーナリストの柿崎明仁氏(59)に、『もしオープンにしたときって石破さんって本当に勝てるんですか?』と質問する一幕が。


 柿崎氏によると、『今、聞こえてくる声は意外と官房長官が強いっていうのがあって、びっくりしてる議員もいるんです。石破さんかと思って聞いてみたら、意外とこういう時期っていうのがある』とのことでしたが、これを受け、カズレーザーは『だったらクローズ(党員投票なし)でやって石破さん負けて、「オープンだったら俺は勝ってたんだけどな」って逃げ道作ってあげるのが優しいんじゃないですかね。毎回そのパターンじゃないですか、石破さんって』と発言。これに三浦氏は『すっごい意地悪い』と笑っていましたが、視聴者からも『バッサリしすぎて笑った』『確かに逃げ道にはなる』『視点が面白すぎる』という声が聞かれました」(芸能ライター)


 その後も派閥について、「イベントサークル」とも表現していたカズレーザー。『とくダネ』後番組のMCを務めるのではとも報道されているが、こうしたコメントの鋭さが視聴者からの好感を集めているようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 カズレーザー、「石破さんに逃げ道を」総裁選をバッサリで視聴者が喝采