8月19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍(53)が誹謗中傷について「ほんとタチが悪い」と発言。しかし、ネット上では「お前が言うな」「坂上のパワハラも同じくらいタチが悪い」と批判の声があがっている。


 この日は、昨年8月に茨城県で起きた「あおり運転殴打事件」で同乗していた“ガラケー女”をめぐり、事件とは全く関係のない女性がネット上で同乗者として名前や顔をさらされ“デマ被害”を受けたとして訴訟を起こしていた件について、東京地裁が名誉棄損として情報を拡散した元愛知県豊田市議の原田隆司氏(58)に33万円の賠償を命じたことを取り上げた。


 番組では、デマ被害にあった女性が電話やネットで数々の誹謗中傷を受けたことも取り上げられており、坂上は「ほんとタチ悪いと思っちゃう」とコメント。さらに、そもそもネット上の情報を“信じるか否か”という話になると「リテラシーというか、そこにあるものを鵜呑みにするんじゃなくて、判断材料っていうのを自分で持っておかないとキリがないですよね」と、鵜呑みにするべきではないという内容を語った。


「フェイクニュースなどの問題もあるため坂上の言っていることはごもっともですが、ネット上では『お前が言うな!』『いやいや、テレビもデマばかりじゃん』『自分はいつも人の悪口ばかり言ってるくせに』と批判が殺到。特に同番組では進行役のフジテレビアナウンサー・榎並大二郎(34)に対する坂上の態度について『パワハラがひどい』との指摘が多くあがっているだけに『誹謗中傷と同じくらいパワハラがひどい人が何を言っているのか』という声や『誹謗中傷めいたことをテレビで発言するのはいいわけ?』と、完全に“ブーメラン状態”となっていました」(芸能ライター)


 また、坂上は「俺はさ、ネットとかまったくさっぱりチンプンカンプンじゃん」と、まったくSNSを見ていないと告白。すると水曜レギュラーのホラン千秋(31)は、傷つくことがあるとしたうえで「坂上さんは見ない方がいいと思います」とアドバイス。


「これに対し、坂上は『みんながそう言うから逆に1回くらい見てみたほうがいいかな』と、周りからSNSを見ないように言われていることを明かしていました。一方、ホランは『私は、ただの悪意みたいな何の根拠もないものは何とも思わないんですけど』と前置きしたうえで、的確な指摘に関しては『なるほど。それはそういう風に見えちゃったんだったら申し訳ないなって自分の反省材料にすることはある』と、ひとつの意見として取り入れることもあると語ったのですが、この時の坂上は“的確な指摘”という表現に大爆笑。


 ネット上では『坂上さんこそSNSを見て改善すべきことを改善したほうがいいと思う』『坂上さんの場合は、誹謗中傷じゃなくて事実だから問題ないのでは』と冷めた意見が多くあがっていました」(同)


 坂上は、このあたりで一度しっかり世間が抱いている自分に対する意見に目を向けてみたほうがいいいのではないだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『バイキング』坂上忍、「誹謗中傷はタチが悪い」発言に「お前が言うな」と特大ブーメラン