ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が入学した慶應大学通信課程について弱音を吐き、早くも「逃げ道」を作って”再受験”をほのめかして物議を呼んでいる。


 田村は8月30日、大学生のための就活イベントに出席し、「”はたらく”を楽しむ」大人として、学生100人を前にトークを行った。田村は「働くことは”勉強”」と語り、「常に勉強しているっていう感覚で働いている」と独自の仕事論を披露した。


 だが、自身の入学した慶応大学法学部・通信教育課程について話が及ぶと、「自分のようにスケジュールが確定しない芸能人では、なかなか単位が取りづらい」と弱音を見せる場面も。さらに田村は「もう一度大学受験をするか、違うところで学び直すか迷っている」と、入学から半年経たずに早くも再受験をほのめかしていたのだという。


 このニュースを受けて、ネットSNSメディアや掲示板では批判が殺到。「わたしも仕事しながら通信課程で勉強してます。苦しいけど頑張りましょう」という応援も少数見られたが、大半は「さすが陸の王者・慶応、芸能人割引なしか」「スケジュールが自由になる通信課程さえ単位を取れないお忙しい芸能人様が、昼間の大学に通って単位を取れるわけない。通信課程が嫌なだけだろ」「やっぱり慶應の通信課程は腰掛け感覚だったな」「大学の名前が欲しいだけ」「慶大中退の肩書きが欲しいだけの学歴ロンダリングが狙いでは?」と散々な言われようだった。


「そもそも田村の入学した慶應大学の法学部・通信課程は、入学試験こそ容易なものの、レポートなど提出物も多く、一週間近い英語のスクーリング(面接授業)もあります。それゆえに、平均在学期間8年・卒業率5%台の厳しさで知られる難関大学なのです。その一方では、主婦やビジネスマンなど、田村以上に多忙な社会人で、最短の4年間で卒業している人たちもいる。時間の取れない『芸能人だから』という言い訳は、一般人に失礼な話です」(女性週刊誌記者)


 多くの人にとって受験はテレビの企画ではない。そもそも慶応ブランドが目当てでなく、純粋に”法律に興味がある”なら、都心の夜間大学や単位の取りやすい大学の通信課程に入学すればいいではないだろうか。「働くことこそ”勉強”」と実学優位を語る田村だが、彼は今一度、”働くこと”と”学ぶこと”を分けて、学問や研究に敬意を払うべきなのではないだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 ロンブー田村淳、「学歴ロンダリング?」早くも慶大通信課程の中退示唆で非難轟々