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Koki,は5月28日発売の『ELLE JAPON』(ハースト婦人画報社)の表紙でモデルデビューを飾り、8月9日に世界で最年少となる高級ブランド「ブルガリ」のアンバサダーに就任したばかり。そんな娘をいかに育てたのか、そこにはキムタク流の”自然体”があったようだ。
木村は、Koki,がデビューした際に、宮根誠司(55)にメールで「オヤジの背中とお母さんの背中を見せてるだけだ」と伝えていたという。さらに木村は「自分にできるのはそれしかない。彼女が『やってみたい』と言うことは、背中を押すしかない。『こうしろ、ああしろ』(と指示するの)は絶対出来ないので」と語った。教育もあくまで言葉ではなく、生き様で見せるのがキムタク流なのか。
そして、デビューの当日も木村は黙って見守り、Koki,が緊張することなく「一番何でもなく過ごしていた」ので、「あ、これ大丈夫だな」と思ったのだという。親として、特に芸能活動を応援していない、口も出していないと言いたげであった。
だが、そんな木村の”何気ない一言”に注目した視聴者もいたようだ。記名のSNSには親子を応援するコメントも多かったが、匿名の掲示板には批判が殺到していた。
「背中もなにも、静香のゴリ押しのような気がする」
「背中押すならオーディション受けさせたりすると思うんだけど…過保護だよ」
「koki,『ブルガリのモデルやってみたい!』 木村夫妻『背中押してあげる』ということですか」
「その『押し』が強力すぎて やりたいこと何でも出来る子になっちゃってる」
進路に迷う子供の背中を「押す」のではなく、親の「ゴリ押し」で仕事を取ったのではと考えた人も多かったようだ。たしかにモデル実績もない15歳の少女がいきなり世界ブランドに抜擢されたとなれば、「背中を押しただけ」は綺麗事にしか聞こえない。
「Koko,の抜擢に親のプッシュがあったかどうかは当事者しか分かりません。しかし、これまで絶対にプライベートは見せない主義だった木村が、この独占インタビューに応じた背景には、宮根と工藤静香が同じ芸能界の”有力プロダクション系”だということが大きい。それだけに”Koki,案件”がラッキーなシンデレラストーリーではなく、芸能界の中枢が大きく関わっていると見る関係者は多いようです」(週刊誌記者)
早くも一部女性週刊誌が「Koki,のCMギャラは3千万円」と伝え、業界では先物買いの争奪戦が繰り広げられている。だが、肩書き先行で、世間の評価が伴っていない懸念を感じずにはいられない。Koki,には”今の木村拓哉”の背中を見せるのではなく、SMAPデビュー時代に3年近く不遇を経験して国民的アイドルになったことを学ばせるべきではないだろうか。