歌舞伎役者の市川海老蔵(40)が20日付けで自身のブログを更新した。この日、電気のついていない自宅の玄関でいつもと違う様子で佇んでいた息子に「どうした?」とたずねたところ、「ママが天国へ行って悲しいの」という返事があったことをブログで報告した。


 この出来事をきっかけに、もうすぐ一周忌を迎える妻・小林麻央さん(享年・34)との最期を思い出した模様。家族が見守る中でベッドの上で息を引き取ったときの様子がフラッシュバックし、息子の行動を通じて1年という時間が経ちつつあることを実感した海老蔵。この哀しく切ない投稿には1000件を超えるたくさんのコメントが寄せられている。


 「今日のこのブログにどれだけの人が涙を流したことでしょう。麻央さんの過去ブログを拝見させて頂く度にその日が来るのが怖くてカウントダウンが辛くて」


「言葉が見つからないです。本当に悲しいです」


「読んでいるうちに字が見えにくくなって。目と目の間がきゅっと痛くなる。あ~麻央ちゃんのいない切なさ」


「やり場のない思いが残りもどかしいですね。どうにもならないことであるとわかってはいても現実は時として酷に感じ取れます」


 心優しい麻央さんを若くして亡くした海老蔵一家の悲しみは1年程度で癒えることはないのであろう。そんな悲しみを胸に抱きつつも、目の前で起きた出来事を現実として受け止め、前を向いて歩き始めている海老蔵一家を今もなお多くの人が応援し続けている。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 麻央さんの死去から1年…前を向く市川海老蔵一家に励ましの声集まる