カンヌ国際映画祭用バナー


「48時間映画祭」受賞式(アトランタ)


場面写真1


カンヌ国際映画祭公式パンフレット掲載ビジュアル

48時間で制作された映画「鼻歌」(英語タイトル:Humming)が、2016年5月11日(水)に開幕する、第69回カンヌ国際映画祭・短編部門(Short Film Corner)で公式上映されます。上映は5月19日(木)11:35から映画祭のメイン会場となる、パレ・デ・フェスティバル(Palais des Festivals)のHスクリーンにて。3万5千人を超える映画関係者が集まる“世界最高峰”のカンヌ国際映画祭で、欧州初上映となります。



カンヌ国際映画祭「鼻歌」掲載ページ

http://bit.ly/1O8tdFg

映画公式サイト

http://www.hanauta-humming.com/





■「48時間映画祭」でグランプリなど6部門受賞、日本代表作品に

当作品は2015年11月に東京で開催された「48時間映画祭」(48 Hour Film Project)の参加作品として制作されました。「48時間映画祭」とは、お題発表から48時間以内に映画を制作・提出しなければいけないルールの下で作品を競い合う、2001年より世界130都市で開催されている映画制作コンペティション。「鼻歌」は東京大会で最優秀作品賞・最優秀監督賞など6部門を受賞し、日本代表作品としてアトランタでの世界大会で上映されました。



■カンヌ国際映画祭出品経緯について

その後、「48時間で制作された作品としてではなく、1本の映画作品として他の海外映画祭にも挑みたい」という佃監督の発案から、「狙うならより高いハードルを」と、カンヌ国際映画祭に出品。選考を経て、既に他の映画祭受賞作品であるため、非コンペティションの短編部門での上映が決定しました。



■監督コメント:佃尚能(つくだ ひさのり)

映像人にとってカンヌ国際映画祭は「いつかのカンヌ」な憧れの聖地。そこで自分の作品が上映されることは、この上ない喜びです。と同時に、今回は48時間という短期間で制作した短編作品ですが、次は本腰を入れて長編コンペに挑んでみたいという欲求も湧いてきました。昨年、東京で初開催となった「48時間映画祭」は、時間のない映像制作者にとって「自分の作品」を作れる数少ない場だと思います。第1回グランプリとして、次なる挑戦者への良き先達になれれば幸いです。



■プロデューサーコメント:松家健(まつか けん)

観客にとって、作品がどれほど短時間で制作されたかは関係のないこと。その点に於いては、48時間という枠組みを超えて世界で評価を頂けたことは、とても大きなことだと思います。また今回は、クランクイン直前に大女優・原節子さんが亡くなられたことを受けて、もう一度原点に帰り、「純日本映画」をテーマに作品づくりを行いました。カンヌという大舞台で、世界の中での「日本映画」のニーズも見極めて来れればと考えています。





映画祭には上記の監督、プロデューサー、撮影を担当した菅原康太カメラマンの3名が5月17日にカンヌ入り。各国の映画関係者とのミーティング等も予定しています。





■今後の国内上映予定

5月14日(土)・15(日) CINEX(岐阜) ※ジャパンプレミア

出演者(尾関伸嗣・桜木梨奈)登壇



6月3日(金) ショートショートフィルムフェスティバル

監督登壇 ※トークイベントゲスト(表参道)/上映なし



6月11日(土) MKE映画祭(岐阜)

監督登壇



6月11(土)・12(日) とやま映画祭 ※特別招待作品

監督登壇(12日のみ)





作品を多くの方に観て頂けることを主眼に、国内で上映して頂ける映画祭や映画館を、広く募集しております。(無償提供)





■映画『鼻歌』概要

出演     :尾関伸嗣、桜木梨奈、水野直、松家柚奈、安岡力斗 ほか

監督・脚本  :佃尚能

プロデューサー:松家健、美斉津明子

音楽     :朝日太一、佐野啓

撮影     :菅原康太 ほか



<あらすじ>

東京で夢やぶれて、故郷に帰ってきたトランペット吹き・小津(尾関伸嗣)。しかし、10年ぶりの故郷は何もかもが変わり果て、帰るところはどこにもなかった。唯一、昔と変わらない佇まいを残す、銭湯に足を運ぶ小津。旧友・錦鯉(水野直)との再会、そして謎の少女・節子(桜木梨奈)との出会いが小津を変えてゆく。哀愁と日本情緒溢れるファンタジー作品。



公式サイト: http://www.hanauta-humming.com/

(※インタビュー、クレジット、場面写真の転載可)
情報提供元: @Press