- 週間ランキング
体がたるんでしまう大きな原因は、やはり「筋力の低下」。筋肉は、ある程度日常から使っていれば維持できますが、使わなければどんどん衰えていきます。
そんな中、お尻の筋肉は、走ったりジャンプをするときなどに使われる筋肉。皆さん日常でどれだけ走ったりジャンプをしているかを思い出してみましょう。ほとんどしていないという方が多いのではないでしょうか?
日常生活の中で使われる事が少ない部位だからこそ、どんどん筋力が低下して衰えてしまいやすい所でもあるのです。
筋力の減少を抑え、今以上のツンと上を向いたヒップラインを手に入れるためには、しっかりと毎日のトレーニングでお尻の筋肉を使う事を意識しましょう!
今回ご紹介するのはどれも道具も使わず、かつ寝る前に行える簡単なものです。
ただし、お尻のトレーニングとはやり方を間違えると、お尻に効かず腰を痛める可能性のあるため、ポイントをしっかりつかんでいきましょう。
※トレーニング方法は動画でもご紹介していますので、わかりにくいという方はこちらをご覧ください。
まずは立位の姿勢で行えるこちらから。
やり方はまず、壁に対して半身になり片手を壁につきます。
壁側の脚を床から浮かせ、片足で立ちましょう。
この時、お腹をへこませるように力を入れます。
このお腹の力が抜けてしまうと先ほど説明した腰に負担がかかる状態になってしまうので気を付けましょう。
お腹に力を入れたままトレーニングを行う事が大切です。
スタートの姿勢ができたら、浮いている方の脚(壁側の足)を後ろをけるようにスイングしましょう。
この時、膝を伸ばし踵でけるイメージを持って行うとお尻を使う意識がしやすいので意識して行ってみましょう。
20~30回を1セットとし、壁に手をつく向きを入れ替えながら左右交互に、2~3セットずつ行うと良いでしょう。
お尻の上側を中心にトレーニングして、ヒップアップ効果を得られます。
今度は先ほどのスイングを横にしたもの。
直接お尻を上方向に引っ張る筋肉だけではなく、お尻の横など多方向の動きで引き締めることにより、よりよく引き締まり、綺麗なみためのヒップラインになります
やり方は、壁に両手をつき先ほどと同じくお腹をへこませ力を入れます。
横のスイングでは腰を反ることよりも身体がぶれる(あくまで腰から上はまっすぐのまま)ことの方が多いので、身体を常にまっすぐにするように気をつけましょう。
片足を浮かせ横にスイングします。外側にスイングする際にお尻の筋肉を使うため、外側へ振るという意識を強く持ちましょう。
脇腹に近い方の筋肉を鍛えるので、前から見た時のボディラインがより美しくなりやすいという利点もあります。
また「内もも」も引き締めたい!という方は内側も意識して振ることで効果を発揮します。まさに一石二鳥ですね!
ヒップリフトはお尻の引き締めの代表的なトレーニングなので聞いたこと・見たことある方も多いのではないかと思います。
そして、ヒップリフトをやったことがある人の多くが共通で口にする言葉が、「やったことあるけど楽勝で効いている気がしなかった」というもの。
実は、それはおそらくフォームが悪く正しく行えていないだけであって、やり方が悪いから効果が得られていない可能性が高いです。
正しい使い方・ポイントを知りしっかりヒップアップに効かせていきましょう。
スタートはまず、仰向けに寝て手は横に、膝は曲げた状態にします。
この時膝をしっかり曲げ踵をお尻に近づけると、よりお尻の筋肉を意識しやすくなるので、できる方はお尻とかかとを近づけておきましょう。
逆に、これだとやりにくいと感じた方は足の位置を変えてみましょう。
スタートの姿勢から、肩~膝までが一直線になるように身体を持ち上げましょう。
上げる時はお尻をしめるイメージ、お尻の間で何かものをギュッと挟むようなイメージで力を入れ、体を持ち上げます。
それでもお尻を使っている筋肉が意識しにくい!という方は踵に体重をのせて押すイメージを持ってみましょう。
★ポイント
身体を持ち上げる時、頭側に身体を押してしまうとお尻よりも脚の筋肉を使ってしまいます。楽勝・効いている気がしない、という方はこのパターンが非常に多いです。
身体の位置が動かないように行えば効果が期待できます。
お尻を占めながら、なるべく垂直方向に体が持ち上がるイメージで行うようにしましょう。
ヒップラインを美しくするためには、ただトレーニングをするだけではなく、硬くこった筋肉をほぐしてあげる事も重要です。
お尻の筋肉に柔軟性があると、トレーニング効果も得やすくなりますので、ストレッチはなるべく毎日行うと良いでしょう。
やり方は、まず片足のくるぶしをもう片方の足のひざの上にのせるように組み、片方の足を床と平行になるようにしましょう。水平にならないという方もいるとは思いますがその場合は筋肉が相当固くなっていますので、ストレッチの効果が大きく得やすいと言えます。
そういう場合にはできるだけで大丈夫ですので、この姿勢を取るようにしましょう。
次に、水平にした足に胸を近づけるイメージでお辞儀をします。ストレッチ感が弱いと感じる方は背筋を伸ばすとよりストレッチがかかります。
自分の行えるペースで行っていきましょう。
今回ご紹介したものはどれもすぐ始められます。寝る前の習慣にすれば引き締めた状態を常にキープ。最初は週1回から始めて最終的には週3~4回行えれば理想的です。
毎日ちょっとの積み重ねで、キレイなヒップライン、理想の体型を手に入れましょう!