- 週間ランキング
韓流ドラマや映画で見るヒロインは、すごく肌の綺麗な人が多いように見えませんか。例えるなら、色が白く透明感があり、たっぷりの水分で満たされたようなみずみずしさと艶があり、内側から発光するように明るい、そんな肌。
近頃そんな美肌を「水光肌」と表現し、日本でも新たな美肌の概念として根付き始めています。なんと美容医療業界でも「水光注射」と呼ばれる施術が流行っていて、多くの女性が水光肌に憧れているというのが伺えます。
そんな、水光肌ですが、女優の肌がもともと綺麗だといってしまえばそれまでなのですが、日本とは違うベースメイク法にも秘密があるようです。韓国では白くみずみずしいツヤ肌に見せられるファンデーションはたくさん登場していて、特に人気のものは日本でも流通しています。
まず、乾燥しがちな大人の肌でも水光肌をファンデーションで作るために欠かせないポイントを確認しておきましょう。
コスメは第一印象やブランド、パッケージで選ぶのも楽しいですが、見せたい肌作りのためならばそれよりも仕上がりと保湿感を重視すべきです。
イメージ通りの肌が簡単に作れるか、また時間が経っても汚く崩れていないか、肌は乾燥しないか、などを実際に試して見極めましょう。
しっかりカバーするようなファンデーションよりも、今はより素肌に近い印象を与えるようなベースメイクがトレンド。あまりに高カバー感のあるマットな質感のメイクは一昔前の印象を与えてしまいます。
元の肌が少し透けて見えるくらいで、シミや毛穴、赤みやくすみを自然にカバーしてくれるものをチョイスし、隠しすぎないものの方がいいでしょう。
等しても隠したいような濃いシミや、クマ、毛穴などは、コンシーラーや機能性下地などを部分的に使いましょう。
また、やはり素肌も綺麗に整えておくに越したことはないので、肌にダメージをできるだけ与えないよう、クレンジングで簡単に落ちるということも大切なポイントです。
隙のない“元から美しい肌”をメイクで演出する場合、ベースメイクで作った肌感をできる限り維持する必要があります。クッションファンデ は1日に何度か塗り直ししてもそれほど汚くならないものが多いですが、実際には、メイクが崩れてもそう何度も直す手間をかけられない人が多いでしょう。
できるだけメイク直後の仕上がりが長時間続き、崩れにくいものを選びたいですね。
上記のポイントを踏まえつつ、求めているのはみずみずしく輝く“水光肌”。
水光肌が得意な韓国コスメで叶えましょう。
水光肌を作るポイントを押さえたファンデーションは色々ありますが、リキッドファンデーションやBBクリームなどのタイプを選ぶよりも、みずみずしさという点で、水分が多くツヤの出やすいクッションファンデを選ぶのが正解を導きやすいでしょう。
そこで今回は人気の韓国コスメクッションファンデ4商品を、それぞれ下記の4項目で使用感を比較します。
・仕上がり(自然なツヤ感・透明感)
・崩れにくさ(持続性・擦れに強いか・毛穴おちや変色はないか)
・カバー力(しみ・毛穴・赤み・くすみ・クマ)
・保湿感(カサつき・テカリ・割れ)
上記の項目において優れた、人気クッションファンデーションのラインナップをご紹介します。
通販や直営店での販売からスタートし、1000円と低価格であることで手に取りやすいことからドラッグストア、バラエティーショップなどと販売チャネルを拡大してきました。コスメを扱うショップで見ないことはないくらい、現在では圧倒的な店頭シェアを誇る人気商品。
日本でおなじみの韓国コスメブランドといえば、エチュードハウス。クッションファンデーションとしては、美容家のIKKOさんがテレビ番組内で使ったことで人気に火がつきました。
今シーズン売れに売れたというのがツヤ系のこちらの商品。SNSや美容ブロガーがこぞってオススメしているアイテムです。
10〜20世代向けのものが多いので、大人も好む質感となっているかどうかが今回注目のポイント。
韓国コスメマニアの間で人気のクッションファンデ。カバー力が高く崩れにくい、なのに厚塗り感がない、と、マット系の従来商品が韓国でブームになり、最近ようやく日本でも流通するようになりました。その人気ファンデのツヤ系バージョンが昨年登場したということで、こちらも注目されています。
これもクリオと並んでマニア間で人気の商品。コンシーラーがいらないほどニキビやシミ、クマなどもまとめてカバーでき、さらに仕上がりが持続し崩れにくいということで、オルチャンメイクをする若い世代に人気。
クリオのキルカバーとよく比較されます。
4アイテムの使用感を比較してみました。
写真でカバー力、ツヤ感、仕上がりなどの違いを、参考までにご覧ください。
ここからは、それぞれの使い心地についてレビューしていきます。
・仕上がり・・・・★★★★★
・崩れにくさ・・・★★★★☆
・カバー力・・・・★★★☆☆
・保湿感・・・・・★★★★☆
マスクをして一日過ごしましたが、午前中のうちにマスクの内側にがっつりファンデの色がついてしまいました。
なのでカバー力低いかも、と思い鏡を見ると、あら不思議、意外と肌はキレイな仕上がりが続いていました。
こちらのカバーの仕方は、色を重ねて隠すというよりも、ツヤと黄味がかった色味で程よく目立たなくすることで美肌に見せているので、色が落ちてもツヤ感が残れば付けたてからの落差はそれほどありません。
濃いシミやくまなどは隠せませんが、薄い細かいシミ程度ならOK。毛穴も気にならなりません。
ちょっとそこまでお買い物、など、お化粧は面倒でもそれなりに隠したいというかたや、ナチュラルメイクで肌を綺麗に見せたいという方にとてもおすすめのアイテムです。
シミやくすみも大体はカバーできますが、気になる場合は部分的にコンシーラーなどを使えばいいので、かなりメイクが時短できそうです。
1000円という低価格も嬉しいですね。ただし、薄づきなので一度に使う量が多くなってしまうせいか15gも入っている割には割と早く使い切ってしまいます。
毎朝使って、20日間くらいの持ちではないでしょうか。
・仕上がり・・・・★★★☆☆
・崩れにくさ・・・★★★★☆
・カバー力・・・・★★★★★
・保湿感・・・・・★★★☆☆
とにかくカバー力がすごい。パフに少量とっただけで、顔半分くらいは余裕で塗れる上、クマやシミ、小鼻の影までしっかりカバー。コンシーラーいらずの高カバー力は、名前の通り伊達じゃないです。濃いめのシミやほくろくらいでも隠れます。
しかもこれだけカバーしているのに厚塗り感もなく、キレイな素肌に見せてくれるという点も嬉しいです。
しかし、あまりのカバー力に、顔全体につけてしまうと顔色がフラットに見えてしまい、メリハリのない印象に。仕上げにハイライトやシェーディングで整えるか、ハイライターやコンシーラーとして部分づかいするようにするのがベター。
崩れにくさは、キルカバーのマット系の商品よりもこちらの方が若干ですが崩れやすい気がします。夕方くらいになるとテカリや色落ちが見られました。でも汚い崩れ方はしないので、夕方塗りなおせば朝の仕上がりが復活します。
ファンデーションにカバー性を求める方にはおすすめのアイテムです。だからと言って厚塗り感はなく、でもしっかりお化粧をしている肌感を作ってくれますので、パーティなどの華やかな場所でも見劣りしないファンデーションです。
普段使いする場合には、一番色が沈みやすい目の下や鼻筋、小鼻の脇などの部分づかいだけでも十分。
・仕上がり・・・・★★★★☆
・崩れにくさ・・・★★☆☆☆
・カバー力・・・・★★★★★
・保湿感・・・・・★★★☆☆
カバー力も高く、自然に美白肌に見せてくれ、クリームファンデーションのような保湿感もあり、つけた後の仕上がりがとても美しいです。
つけたての状態だけで言えば最も水光肌のイメージに近いファンデです。
カラー展開も多いので、自分の肌に自然に馴染む色を見つけやすいのもいいですね。
あと、こちらは香りとてもがよいです。(香りの表現力が乏しくすみません)
残念だったのは、肌への定着の悪さ、指や髪が軽く触れたところがそのままごっそり取れてしまいます。
薄く塗り広げた後、パウダーなどをふんわりのせて崩れにくくする必要がありそうです。しかしそうしてしまうと本来のツヤ感などがほとんど感じられなくなるので、水光肌度としては低い評価となりました。
元の肌質にもよりますが、下地には油分の多めのクリームなどよりも、皮脂吸着成分のあるサラッとした下地の方が合いそうです。
化粧下地やパウダーなどの使い分けで、美しい水光肌を長時間持続できますので、美しい仕上がりのためにはベースメイクの手間を惜しまないという方にはとてもおすすめのアイテムです。
手間がかかるといっても、通常のクリームファンデーションとは違い、パクトから直接パフにとってつけられるので手順は簡単です。
・仕上がり・・・・★★★☆☆
・崩れにくさ・・・★★★★☆
・カバー力・・・・★★★★★
・保湿感・・・・・★★☆☆☆
キルカバーほどとは言わなくとも、こちらもなかなかのカバー力。コンシーラーを使わなくても大体はカバーできるので、メイクを簡単に済ませることができそうです。
ただ、色展開が少ないのと、標準色の色味が若干くすんだような黄味がかった色で、水光肌を作るには元の肌色との相性によってしまいます。透明感を出すなら下地にラベンダー色等のコントロールカラー下地を仕込むなどの対策が必要そうです。
持続性は悪くないものの、頬の高いところや目元からのパサつきが気になります。乾燥肌の場合はメイク前にクリームなどでしっかり保湿するのをおすすめします。
つけた直後はみずみずしいのですが、時間がたってくるとパウダーっぽい質感になっていきます。それは私が乾燥肌だからかもしれません。
普通肌、脂性寄りの肌の方であれば、パサつきなどは気にならないと思います。
また、21号(明るめの黄み)はなので、イエベで肌を明るく見せたい方におすすめ。もう一色の23号は中間の明るさの肌に血色感を与えてくれるのでくすんだ黄み肌の方にもちょうどいいです。
(画像引用元:http://www.dholic.co.jp/Nshopping/GoodView_Item.asp?Gserial=700697)
こちらもコンシーラー感覚で部分づかいするのがオススメです。
私が一番気に入ったのは、ミシャです。
他のものも優秀でしたが、カバー力が高い分、透明感を感じにくい仕上がりでした。
その点ミシャはカバー力は他に比べ高くはないものの十分にアラを目立たなくしてくれ、何よりも水光肌の最大の特徴であるみずみずしい肌を演出してくれる点において4つの中では最も優れていました。
ただし、少し黄色味が強いお色なので、肌色によってはくすんで見えてしまうかもしれません。その場合は、ピンクやラベンダーカラーのコントロールカラーベースを仕込んで補正するのがよいでしょう。
また、クマやシミがやっぱり気になるという場合は、ピンポイントでコンシーラーを使って丁寧に隠せば、完璧な仕上がりになるでしょう。
キルカバーは、カバー力、仕上がり、崩れにくさなど、どれを取っても出来が良く、バランスのとれたファンデーションです。
コンシーラーも下地も使わなくても完璧に近い肌を作れます。
しかし、これ一色だけで顔全体を仕上げようとすると、全てをカバーしきるためにメリハリがなくなってしまうのが難点。
私のオススメの使い方としては、Tゾーン、小鼻、目の下、口元、あごなど、顔の立体的に見せたい部分と、クマやくすみの気になる部分にだけ軽くつけるだけ、という部分づかいです。
フェイスラインや鼻の側面、おでこなどには影を作りたいのであえて塗らずにおくと、自然な立体感も作れるうえに、ベースメイクの時間短縮になり、肌の綺麗な部分を残しつつも見せたくないところだけカバーできて美しい素肌感を演出できます。
今回、どのクッションファンデ も人気商品とあって、甲乙つけがたいものでした。Bの評価がついている商品でもカバー力などの部分評価ではとても満足できるものになっています。
そんなオススメクッションファンデ ですが、上手な使い方を知っておくことでよりキレイな仕上がりを持続させることができます。
スキンケアと化粧下地の活用で、ファンデーションのノリと仕上がり、持続性をよくできます。
脂性肌さんは、皮脂吸着できる化粧水で肌を整え下地も皮脂を抑えるものを使いましょう。
・カーマインローション SHISEIDO
・皮脂崩れ防止下地 セザンヌ
普通肌さんは、ファンデーションとのラインづかいや、オールマイティに使えるクリーム状の化粧下地がおすすめ。
小鼻やTゾーンなどの皮脂が特に出やすい部分にだけ、部分用化粧下地をつければ均等な仕上がりが維持しやすいです。
あまりクリームなどをつけすぎるとファンデーションがムラになるので、様子を見ながら保湿ケアを調整してください。
乾燥肌さんは、化粧下地からは普通肌さんと同じようにしていいのですが、その前のスキンケアで十分に保湿しておかないと肌の表面から化粧下地ごと浮いてきたり、よれてしまったりします。
しっとり感のある化粧水で肌を整えてから、乳液、クリームなどで水分・油分を十分に与え、手で触れるとピトッと吸い付く感じになってからメイクを始めましょう。
クッションファンデーションにUVカット機能があるものの方がいいですが、なければ先に日焼け止め効果のあるものをつけておいたほうがいいでしょう。
化粧下地にUVカット効果のあるものを使うか、化粧下地の前に日焼け止めを塗るなどしましょう。
クッションファンデーションは手軽にぬれるファンデーション。だからと言って顔全体にくまなく塗る必要はありません。
肌の印象を決めるのは、ほお、鼻筋などの顔を縦に3分割した中心部だけですので、その部分さえ綺麗に仕上げておけば、額や顎には軽く塗っておくだけでも綺麗に見えます。
塗り始めるのは頰から。少しずつ塗り広げていって、目の下や法令線なども厚塗りになりすぎない程度にカバーしていきます。
次に鼻筋につけ、またそこから塗り広げておでこやほおになじませていきます。
フェイスラインや、髪の生え際まで塗ってしまうと能面のようになってしまうので、顔の縦1/3の真ん中を意識して塗り広げましょう。
肌作りはツヤづくり。ツヤ肌メイクに限らず、マットなメイクも動きによって見えるツヤが顔の凹凸や印象を左右します。
真正面から見てお化粧した顔を、手鏡でいろんな光にかざして様々な角度から見たときに、不自然な影が入っていないか、ムラはないか、ツヤが出すぎててかり肌になっていないかなどをチェックしましょう。
クッションファンデーションで魅せる艶肌を作る場合は、仕上げのパウダーは基本的につける必要はありません。冬などの空気が乾燥しがちな時期は特に。
ですが小鼻の周りやTゾーンなどの皮脂崩れが気になる人や、口元などのよく動くヨレやすい箇所には、粒子の細かいルースパウダーをブラシなどで軽くふわっとのせておくと、程よくパウダーが油分を吸着してくれますので、崩れ防止になります。
通販などで韓国コスメのクッションファンデーションを買ったことがある人は経験があると思いますが、必ずと言っていいほどクッションファンデ には詰め替え用のレフィル(詰め替え用ファンデ)が付いてきます。
理由としては
・レフィルをつけた方がお得感を演出できる
・詰め替えて使えることがアピールできる
・継続利用の習慣化によって、レフィルのみのリピート購入に繋げやすくする
などが考えられますが、あくまで憶測です。
何れにしても、3千円前後でファンデ2個分と考えれば相当お買い得ですね。
30代を過ぎ、それから年々どうしても“隠したいもの”が現れてくるのが大人の肌。見せたくないからとつい厚塗りしてしまうことでかえって年齢が上に見られてしまう恐れもあり、ベースメイクでの肌作りにお悩みの方も多いのでは。
特に最近は、素肌っぽく見せるような色づきも控えめなツヤ系ベースメイクが人気ということもあって、隠したいけど下手に隠せない板挟み状態に陥りがち。
しかし昨今の水光肌ブームのおかげか、素肌っぽく薄づきに見せながらも、しっかりと隠したいものを隠してくれるようなカバー力のある、欲張りな女心を実現してくれるようなファンデーションもたくさん登場しています。
しかもツヤとみずみずしさのある水光肌ファンデは、肌を明るく元気に見せてくれるので、大人女子の味方なんです。
秋から春にかけてのベースメイクには、実はクッションファンデ がとっても役に立ちます。
クッションファンデの一番の特徴は何と言っても手軽さ。気になったときに気になったところだけポンポンと塗り重ねられるのが特徴です。
リキッドファンデーションを乳液で薄めたような質感なので、潤いを与えて乾燥を防ぎつつ、薄づきなので汚く崩れないし、化粧直しも簡単。
クッションファンデはそんな性質上、フィニッシングパウダーで仕上げないのが基本的な使い方です。せっかくのツヤ感を生かすためでもあります。
しかし、夏などの湿度が高く、汗や皮脂の分泌が多い時期には、パウダーなしだと崩れやすく、クッションファンデ は不向き。
汗や皮脂崩れを起こしにくい冬は、パウダーなしでも崩れにくいので、クッションファンデの良さを活かせるこの時期に試してみてはいかがでしょうか。