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それではなぜ自律神経のバランスが乱れてしまうのでしょうか。その主な原因として、次の2つが考えられます。
悩みや不安、過労などといった心身へのストレスが過剰になると、交感神経にスイッチが入りっぱなしとなるので、自律神経のバランスが乱れてしまうと言われています。
また、音や光、温度なども身体的なストレスとなり、自律神経の乱れを引き起こすことになります。季節の変わり目に自律神経のバランスが乱れやすいのは、気温差が大きいことが原因の一つと考えられます。
先ほどお伝えしたように、本来は交感神経は日中に、副交感神経は夜間に優位に働きます。
しかし、昼夜が逆転したり不規則な食生活をしたりし続けると、このリズムが狂ってしまい自律神経の乱れにつながってしまいます。
自律神経が乱れるとカラダに様々な不調をもたらしてしまうので、乱れた自律神経のバランスを整える必要があります。
では乱れた自律神経のバランスを整えるにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、「自律神経を整える方法」を5つご紹介していきましょう。
いずれも日常生活の中でできる方法ですので、是非実践してみてください!
「ウォーキング」や「ストレッチ」などといった軽い運動を行うことで、自律神経のバランスを整える働きをする「セロトニン」が活性化されるようになります。
出来れば出勤前に、少し早起きをして朝日を浴びながらウォーキングと動きを伴う動的ストレッチを20~30分程度行うとよいでしょう。「朝日を浴びる」という行為も、セロトニンを活性化させることにつながると言われているからです。
あくまでも、「軽くカラダを動かす」ということがポイントです!
お風呂に浸かることも、自律神経のバランスを整える有効な方法です!
その際のポイントは、38~40℃程度のぬるめのお湯に10分以上浸かるようにすることです。そうすることで副交感神経が優位に働き、心身がリラックスした状態になるので、良質な睡眠につなげることができます。
逆に、熱いお湯に浸かるのはNGです!交感神経が優位になってしまうため、自律神経を整えることはできません。
良質な睡眠をしっかりとると副交感神経が優位となるので、自律神経を整えることにつながります。
質の良い睡眠をとるためには、就寝前のスマホチェックは避けるようにします。なぜならブルーライトには、睡眠を促す「メラトニン」の分泌を阻害する働きがあるからです。
また、ブルーライトの光によって交感神経が刺激されてしまうとも言われています。
首を温めることで副交感神経の活性化にもつながると言われています。
就寝30分前に、ホットタオルや温熱シートを使って温めるようにしましょう。すると副交感神経が優位に働き、心身がリラックスした状態になります。
ホットタオルは、水に濡らしたタオルを電子レンジで30~60秒程度温めることで作ることができます。
腸内環境を整えることで副交感神経が優位に働くようになるので、自律神経を整えることができます。
腸内環境を整える具体的な方法については、【腸内環境を整えて「痩せボディ」を作るコツ】でお伝えしていますので、こちらも合わせてご参照ください。
今回は「乱れた自律神経のバランスを整える方法」を5つご紹介しました。
季節の変わり目は温度変化が激しく、それがカラダにとってストレスになることから、自律神経のバランスが乱れてしまうことになります。
辛いカラダの不調を未然に防ぐために、ご紹介した5つの方法を早速実践してみて下さいね!