- 週間ランキング
普段、何気なく摂っている水分。こんな飲み方、していませんか?
一度に大量に飲んだり、冷たい水を飲むと、体が冷えすぎることがあります。体の冷えは代謝が悪くなったり、血行が悪くなることで痩せにくくなったり、肌の“老け見え”の原因にもなってしまいます。
また、喉が乾くまで水分補給をしていないと脱水になる恐れもあり、非常に危険です。
人の体は約60%が水分でできており、栄養素を細胞に運ぶ働きや老廃物を体の外に出す働き、体温調節などの役割を担っています。
正しく水分補給をすることで、上記の役割以外にも、以下のような美容効果を得ることができます。
体にとって、さまざまな健康・美容効果をもたらす水分。正しい水分補給の方法を知って、体に良い影響をもたらしたいものですね!
コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインが含まれる飲み物は、利尿作用があります。また、清涼飲料水は砂糖や添加物も含まれています。そのため、なるべく「水」「麦茶」などで水分を補給するのがおすすめです。
水は、その硬度によって「硬水」と「軟水」に分類されますが、日本では軟水が多いかと思います。どちらでもOKですが、日本人の体質に合っているのは軟水だといわれることが多いようです。
また、ノンカフェインであるハーブティーもおすすめです。カロリーや砂糖も含まれず、香りでリラックスもできます。ルイボスティーやローズヒップティーは抗酸化作用があるため、水分補給をしながら、美容にも嬉しい効果が期待できます。
特に水分を失いがちな「起床後」「就寝前」「運動の前後」には、水分を補給するようにしましょう。
また、意識していなくても皮膚から水分は蒸発しているため、気温が高いときや冬など寒い季節であっても、こまめに水分を補給するようにしてください。
「喉が乾いたな」と感じるときには、すでに水分を失っている状態であることが多いため、「喉が乾く前に」飲むのがポイント!
水分補給を忘れがちな人は、「1時間に1回は、コップを手に取るようにする」などのルールを決めても良いかと思います。
冷たい飲み物・熱い飲み物は、胃などに負担をかけてしまうため、「常温」がおすすめです。特に、冷たい飲み物は体を冷やす原因になるため、夏など暑い季節は注意が必要です。
冷たい飲み物しか手元にない場合には、「口の中で噛むようにしてから飲み込む」と、口の中である程度冷たさがやわらぐので、試してみてください。
どのような飲み物でも、「一気に飲む」「大量に飲む」などの飲み方は、体に負担です。「ゆっくりと」「少量ずつ」飲むように心がけましょう。
そのためには、やはりこまめに水分補給しておくことが大切といえますね。
人によって、1日に必要な水分量は異なります。
例えば、厚生労働省によれば、
と推定されていますが、性別や年齢などを考慮して水分量を計算する根拠は、いまだに十分ではないのだそう。ただ、脱水による熱中症などの病気を予防するためには、「コップ2杯分を余分に飲む」ことが勧められています。
そのため、健康や美容のために、日常的に水分を補給する量としては、例えばデスクワークが多い人では、「1日に2.3~2.5リットル」を目安にすると良いでしょう。ジョギングやランニングなどを習慣的におこなう人では、「1日に3.3~3.5リットル」を目安にすると良いですね。
いかがでしたでしょうか?
日頃、何気なく摂取している水分ですが、飲み方や飲み物を意識するだけで、健康や美容効果を最大限に得ることができる可能性があります。
水分といってもさまざまな種類があるので、ご自身に合うものを試しながら、楽しんで水分補給をしてみてくださいね。ぜひ、参考にしてみてください。