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若い頃にアイラインを太く描くクセがついていると、大人になるにつれて瞼が重くなってきたときに、目が小さく見えてしまう原因になります。2020年の普段メイクであれば、太いアイラインで目のキワをがっつり囲むようなアイメイクはあまり“イマドキ”ではありません。
大人のこなれた印象のアイラインであれば、細めにアイラインを引くと上品でやさしい印象となります。目頭から一気に描くと、どうしても補正しながら引くので自動的に太くなりがちです。大人のアイラインなら、目頭スタートでも3mm程度ずつ小刻みに描き進めていきましょう。
アイライナーの先を寝かせずに立てて引くと、細めのラインを描きやすいです。また、目頭の切開ラインを引いている人は、これを機に卒業するのもおすすめです!
細めのラインを引くときのアイライナー選びのポイントは、筆先が細く・コシのあるアイライナーを選ぶこと。リキッドタイプのアイライナーであれば、そのどちらも叶えやすいです。
ペンシルタイプやジェルタイプのアイライナーは太くなりがちなので、細めのアイラインを描くならリキッドタイプがおすすめです。
大人のこなれたアイラインをかなえるなら、真っ黒なアイライナーよりも、ブラウン系の柔らかなニュアンスカラーを選ぶことをおすすめします。
茶色の中でもダークブラウンなど落ち着いたトーンの色を選ぶと、肌から色浮きせず、程よい上品さをキープすることができます。ダークブラウンは日本人の黒い瞳との相性もよく、ナチュラルに目力が強まります。
大人の上品な目元を彩るマスカラの付け方は、あまりカールを強く付け過ぎないのがおすすめ。くるんとカールした睫毛は、華やかで目元をぱっちりと見せてくれますが、どうしても可愛らしい甘めの雰囲気になりがちです。
大人っぽくセクシーな印象の目元を作りたいときには、睫毛のカールは控え目で、目を伏せたときにしなやかにセパレートしている睫毛を目指す方がよいでしょう。
マスカラのタイプとしては、睫毛一本一本を太く見せてくれるボリュームタイプよりも、長さ重視のロングタイプのマスカラがおすすめです。
マスカラを塗ったあとは、マスカラ用コームで丁寧にダマをとるひと手間を加えると、野暮ったい印象を回避できておすすめです。
大人らしい上品な睫毛を作るには、マスカラを購入するときにいくつか押さえておきたいポイントがあります。
まずはマスカラ液に重みがなく、睫毛に軽やかに付くこと。ぼってり重く付いてしまうマスカラは、睫毛にのせたときにダマになりやすく、瞼が重たい印象に見せてしまうので注意が必要です。
また、ウォータプルーフだからといって、マスカラが汗や涙に強いと過信しないのもポイント。特にデスクワークの方などは仕事中に目薬をさすことも多いと思うので、水に耐久し得るマスカラを選ぶようにしましょう。
マスカラを塗る前に、マスカラ下地を活用することもおすすめします。マスカラを落ちにくくする以外に、少量のマスカラでもしっかりと睫毛にのせる接着剤のような役割を果たしてくれます。
マスカラ下地は白色のタイプなどもありますが、赤茶色やブラウンなどの色付きのタイプも発売されています。白色のマスカラ下地は、白をかき消そうとしてマスカラを過剰に重ねてしまいがちなので、柔らかく色が付くタイプのマスカラ下地と組み合わせて、マスカラの重ね塗りを避けるようにしましょう。
大人っぽい上品なアイメイクを叶えるには、アイラインの選び方やマスカラの選び方がとても大切です。アイラインはリキッドタイプのアイライナーで細く描き、やり過ぎない目力を。マスカラはぼってりと付きすぎないように十分注意しながら、ビューラーでカールを付け過ぎないようにして、アイライナーの延長のようなしなやかな睫毛に仕上がるように意識しましょう。
どちらもブラウン系のアイライナーとマスカラで統一すると、柔らかで芯のある女性らしい目力を手に入れることができるでしょう。