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「肩コリならわかるけど、顔のコリって何?」と不思議に思っている人もいるかもしれません。実は、多くの人は顔がこっていると言われています。
ストレスや疲れがたまっている人は、顔の筋肉がこわばって「お疲れ顔」になっているかも。また、エラ張り顔の人は骨格の問題だと思っているかもしれませんが、これも顔コリが原因かもしれません。
顔コリは、顔のむくみをはじめ、たるみやシワなどのエイジングサインまで引き起こす原因に。
これらの悩みは、顔のコリをほぐすマッサージで意外と簡単に解消できます。1日3分の簡単マッサージで、いきいきとした顔を取りもどしましょう!
そもそも顔コリの原因とは何なのでしょうか?お疲れ顔や老け顔を改善するために、まずは原因から見ていきましょう。
食べ物を片側ばかりで噛む人や、無意識のうちに歯を食いしばるクセがある人などは、顔コリになっている可能性があります。ストレスを感じたときは歯を食いしばってしまうことが多いため、「咬筋」と呼ばれる筋肉がこり、エラ張りの原因に。
今までエラ張りに悩んでいた人は、顔コリほぐしマッサージで改善できるかもしれませんよ。
デスクワークなどで人とあまり話さない人や、スマホやパソコンに向かっている時間が長い人は、無表情になりがち。無表情だと顔の筋肉が硬くなり、顔コリになってしまいます。
表情筋を使わないとリンパや血液の流れが悪くなり、たるみやむくみなどを引き起こします。
仕事で笑顔を形状記憶させている人や、いつも顔がこわばって無理に表情をつくっている人は、顔の筋肉に力が入っています。
力を入れ続けることで筋肉が緊張し、顔コリの原因になります。
顔のコリをほぐすには、1日3分程度の簡単マッサージをするだけでOK!4つの部位別にマッサージ方法をご紹介します。
噛むときに使う筋肉を「咬筋」といいます。エラの部分にある筋肉なので、咬筋のコリが原因でエラ張りになっている人は、このマッサージで解消できます。
歯を食いしばったときに盛り上がる部分が咬筋です。手をグーにして、第一関節と第二関節の間の平らな部分を使ってマッサージしましょう。
コリがあると痛みを感じる部分なので、無理せず少しずつマッサージしてみてください。
こめかみ部分には「側頭筋」と呼ばれる筋肉があります。スマホなどで目を酷使しているとコリが生じやすく、目元のたるみやむくみなどを引き起こします。
こめかみより少し上の「頭蓋骨の側面あたり」もマッサージすると、頭がスッキリして目元もパッチリしますよ。
気持ちいいと感じれば、そのまま頭皮までマッサージすると顔のたるみを解消できます。頭皮をマッサージする際には、五本指の腹を使って揉みほぐしましょう。
頬骨まわりはむくみが生じやすく、リンパの流れが滞ることでコリも同時発生しやすい場所。顔コリがあると痛みを感じやすいので、最初は無理せず毎日ケアしていきましょう。
これはリンパマッサージですが、顔コリとむくみは同時発生しやすいため、どちらのケアにも効果的です。
おでこはコリやすく、血行不良になることでまぶたのたるみにつながります。目の疲れやたるみ、シワなどを改善する効果があるので、おでこと目元のマッサージを併せてご紹介します。
目元をマッサージするときは、強い力を入れないように注意しましょう。皮膚が薄くてデリケートなため、強くマッサージするとシワの原因になります。
顔コリをほぐすマッサージは、じっくり行っても3分程度で終わります。簡単なのでスキマ時間にできますね。小顔効果が期待できるのはもちろん、顔の筋肉がほぐれて気持ち良くなりますよ。
顔の筋肉をほぐすことで表情をつくりやすくなり、顔コリの予防にもつながります。毎日の日課にして、すっきりとした顔を取りもどしましょう!