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抗重力筋とは、地球の重力に対してはたらく、姿勢を保つために必要な筋肉です。立っているだけでも座っているだけでも、常に抗重力筋は緊張しているため、疲れやすく縮こまりやすい筋肉といえます。
こんな筋肉が抗重力筋!
などの筋肉が抗重力筋とよばれます。背骨に対して後ろにあることが多い筋肉ですね。
抗重力筋が正しい状態では、身体のゆがみはありませんが、足を組むなどのくせがある人は、抗重力筋が悪い姿勢を覚えてしまうため、身体のゆがみの原因になります。
身体のゆがみは、肩こりや腰痛だけでなく、血流が悪くなり代謝が落ち、ダイエットにも良くないため要注意。
抗重力筋のはたらきが弱まると、顔や身体がたるむ原因にも。年齢とともに顔や身体のたるみが気になりますよね。若い頃と体重が変わっていないのに、見た目がたるんだ…なんて人も多いのではないでしょうか。
そんな人は、抗重力筋にアプローチすると良いかもしれません。
抗重力筋の衰えをチェックしてみましょう!2つ方法があるので、ぜひ試してみてくださいね。
1分間キープできたらOKですが、疲れを感じるようなら抗重力筋が衰えている可能性があります。
手を上げたとき、腰が反ったり背中が丸くなったら抗重力筋が衰えている可能性があります。
抗重力筋がしっかり鍛えられていないと、正しい姿勢を保てません。
すると猫背など、悪い姿勢が定着してしまい、顔が身体の上にのっていない状態になります。本来は首の上にのっている顔が、前のめりになったりすると、顔の筋肉を下方向に引き下げることになり、たるみの原因に。
若い頃に比べてフェイスラインがはっきりしなくなった・二重あごになった、なんて人は要注意です。
抗重力筋の一つである脊柱起立筋は、内臓などの重みを支え、体の中心に重力を保つはたらきがありますが、加齢とともに衰えやすい筋肉です。抗重力筋は背骨に対して後ろ側にあることが多いため、衰えると猫背になりやすいといわれています。
20代や若い頃から姿勢が悪い・歩き方が悪い人は、すでに抗重力筋が使われておらず弱っている可能性も。姿勢や歩き方は見た目にも関わりますし、美容の一環として今から抗重力筋を鍛えるようにしましょう!
この状態を5~10秒キープし、5セット繰り返します。体を伸ばす筋肉である、伸展筋を主に鍛えると良いとのこと。
どこでも出来るので、ぜひ実践してみてくださいね。
コラーゲンは肌の弾力に関する成分です。表皮の下にある真皮層でバネのようなはたらきをしているため、若々しい肌作りにはコラーゲンが欠かせません。
しかし20代半ば以降、加齢とともにコラーゲンは劣化し、減少していきます。肌のターンオーバーも滞り、そこへ重力も影響してたるみの原因となります。
抗重力筋のトレーニングだけでなく、あわせてコラーゲンの摂取も意識しましょう。コラーゲンを含む食品だけでなく、コラーゲンの合成に関わるビタミンCもあわせて摂取すると良いでしょう。
まずは食事で摂取し、サプリメントを補助的に利用しましょう。
抗重力筋を衰えさせないよう、エクササイズやコラーゲン摂取で今から対策してみてくださいね!