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若い時にいわゆる麻呂眉にしてしまい、眉尻が生えてこず、汗や前髪・帽子などのスレで描いた眉が消えてしまうと悩む方や、眉を左右対称に毎朝描くのが難しい人、すっぴん力を高めたい人にとって、「アートメイク」という名の消えない眉は素晴らしいもの!
以前はアートメイクと言えば、不自然な青緑の眉が一生残るイメージでしたが、現在では技術が進化し、数年で消えるから、デザインチェンジも可能な上、毛を1本1本描くなど、まるで自眉が増えたかのような眉へと仕上げる技術も進んでいます。だけど、「数年で消える」とはいえ、一度入れると簡単には取れないために、失敗への不安は拭えないですよね。
日本ではアートメイクは医療行為のため、医師免許が必須です。しかしながら、医師免許を持っている方がメイクアップが上手いかというとそれはまた別の話で、安全であっても理想の眉に仕上がるのかどうかもまた、女性たちを悩ませるもの。
しかも、痛そうだし値段も高いため、気合と覚悟が必要で、いまいち踏み込めない人もいるのでは?
かくいう私も、中高時代に眉をいじりまくった一人。眉毛がなくてすっぴんが恐ろしいことがコンプレックスだったため、2011年に、友人の紹介でアートメイクを入れました。
眉は1回しか入れていないため(アイラインは4回ほど入れたためまだ残っています)、8年経った今はほぼほぼ消えていますが、当時はすっぴんに自信を持つことができ、「なんでもっと早くやらなかったのだろうか!」と感じたほど。
親切かつメイクの上手い施術者の方に、「メイク時に合わせて濃く入れてしまうとすっぴんの時に違和感がある」と教えて頂き、ノーメイク時に合わせた濃さ・太さ・長さで入れていたため、メイク時は描き足すことが必須だったものの、毛のない状態から描くよりもメイク時間の短縮になり嬉しかったです。
肝心の痛みについては、「眉は耐えられる痛み。アイラインはこれまで経験した痛みの中で1、2位を争う痛さ」と記憶。そのためやる前は気合が必要でしたし、施術中も「痛い…けど、高いお金を払ったんだから耐えなくては…」と、とにかく必死でした。
あれから8年。
当時も「マジックペンで描いたような眉」になるようなことや、「赤や青に退色していく」なんてことはなかったものの、「眉なしさんにはおすすめだけど、自眉が生えている方には積極的にすすめない」雰囲気だったアートメイクが、さらに進化を遂げている模様。
なんでも「眉毛のないところでもまるで生えているかのような立体的な仕上がり」になるとのことで、眉なしさんはもちろんのこと、まだら眉さんにもおすすめできるようになったとのうわさを耳に。しかも、痛みも当時より軽減されたそう。
これは、時間が経過し、アートメイクが消えて自眉が多少なりとも生えてきた私にぴったりではないか?!ということで、早速人生2度目の眉アートメイクを、オリジナル施術で美眉を描いてくれると評判の、『アヴェニュー六本木クリニック』にて行ってきました。
「NU-MAKE(ニューメイク)」は、入れたてからパウダーアイブロウで施したような仕上がりになるアートメイク。メイクの感覚で仕上げる立体的な眉は、全く生えていない方でも自然なのだとか。またキズ痕などによって抜けてしまった部分も、まるで違和感なく仕上げることが可能とのこと。計3回行うことで、最高の美眉に。
普段のメイク状態でクリニックへ向かったら、まずは問診とカウンセリングです。この際、アヴェニュークリニックの医師より施術の特徴や方法、自宅でのアフターケア方法などを丁寧に説明して頂けるので、不安があることは、すべて確認を。
疑問や不安が消えたら、医療アートメイク専門フロアへ移動。看護師資格を持つアーティストさんが、顔のバランスを分析し、職業・生活環境・お悩み・希望の雰囲気などを考慮して、自分だけのデザインをしてくださいます。
私は、一通り普段のメイクや眉へのこだわりを話した後、「顔に合わせた、今メイクしている状態より良い眉があればそうしてください」と、なかなか面倒なリクエストをしましたが、担当アーティストの大西さんは、笑顔で素敵な眉を描いてくださいました。
そして、「パウダー眉」「ハイブリッド眉(3D&パウダー)」のうち、自眉がそれなりに生えている人に向けた、「パウダー眉」を施術することに。
デザインに合わせてマーキングを済ませたら、塗る麻酔を使用し施術開始。
相談しながら決定したデザインをもとに、表皮に色素を独特の技法で入れていきます(オリジナル技法)。これが全く痛くない!むしろ、痛みを感じたら表面麻酔を追加してくれるので、遠慮なく伝えましょう。痛みを我慢しないほうが、色の入りも良いそうです。
※アートメイクの技術を積んだ専門の看護師が、医師の管理下で施術を行います。
(上:Before/下:After)
1回の施術で完成した眉(施術直後)がこちらです。
以前私が経験したアートメイクでは、直後は「イモトアヤコさん」のような眉になってしまうため、帰り道は帽子必須。さらに、かさぶたが剥がれて眉が完成するまでの3日~1週間ほどは、帽子をかぶるか、ファンデーションを厚めに塗った上から、かさぶたを剥がさないよう、アイブロウパウダーで優しく眉を描くのが当たり前でした。
しかし、「NU-MAKE(ニューメイク)」は、当日もそのまま帰宅できるほどとっても自然!!おそらく、他人に気づかれることもないでしょう(実際「アートメイクしてくる」と伝えた家族にすら、「前より自然でわからなかった」と言われました)。
色を定着させるべく、このまま約3日、眉のメイクとクレンジング・洗顔はせず過ごすとのことですが、すこぶる自然なため、特にストレスはありません。
眉が完成したら、次回の予約をして終わりです。
私が行ったパウダー眉の場合、2週間後に2回目の施術を行うのがベストとのこと。2回目以降は、前回の定着を確認しながら、再度デザインを見直すこともできるそう。3回の施術で「最高の美眉」になり、すっぴんでも自然なのに、眉メイク不要になれるというから、今から3回終わるのが楽しみでなりません!!
完成した眉は、【30代のリアル美容】にて披露するので、眉に悩む方、アートメイクに興味のある方は待っていてくださいね。
※経過は使用する色素や施術方法・お肌の状態・眉の生え方により多少差が生じます。
※施術後、必要な場合のみ冷却(クーリング)を行います。
※いれた色は皮膚のターンオーバーで少しずつ薄くなっていくので、後からデザインを変更することも可能です(3~7日すると薄皮がはがれます)。
直後からメイクを施したような自然な仕上がりで、4~7日すると表面がはがれます。毎回はがれる毎に30%~50%ほど残ります。そのため1度で仕上げるというよりは、施術を3回重ねることで自然なまま定着させます。はがれて残った状態が「NU-MAKE」です。
パウダーアイブロウでメイクしたような、ふわっとした印象になります。施術直後でも人に気づかれません。3回の施術で定着していきます。定着後は1年~数年毎にリタッチをすると、また新たに美眉ができあがります。毎回の施術ごとに形を調整できます。
眉毛がなくなってしまった箇所には眉毛が生えているように1本1本を描いたように表現し、さらにパウダーアイブロウでメイクしたように仕上げます。
※すべて税抜き表記