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そこで今回は、3日で痩せる「塩抜きダイエット」のやり方についてご紹介します。
日本食はヘルシーといわれていますが、実際にはどの料理も塩分がかなり含まれています。そのため日本人の一人あたりの塩分摂取量は、世界基準の2倍近いみたいですね。
なお世界基準は「WHO世界保健機関が推奨する一日の塩分摂取量」によると「一日5g」までだそうです。これに対して日本人は、一日で「9g~11g」も摂取しているといわれています。
塩分過多は健康に悪影響を及ぼすことは誰もが知っていることだと思いますが、「塩分が肥満の原因」になることを知っている人は少ないのではないでしょうか。なかなか痩せないという人は、塩分量を基準値以内にすると痩せられるようになるかもしれません。
今回ご紹介する「塩抜きダイエット」は、塩分を限りなく0にして痩せるといった方法になります。
塩抜きダイエットをするとどのような効果があるのでしょうか、ご紹介します。なお、塩抜きダイエットは普段の塩分摂取量が多い人ほど効果があるので、普段から減塩している人にはあまり効果がないかもしれません。
塩分は体内の水分をため込む性質があるため、過剰摂取するとむくみが発生しやすくなります。塩分を控えることで、余分な水分を排出できるので「むくみが解消」されやすくなるそうです。むくみ解消が短期間で痩せる一番の方法になります。
いつもより多くの水分摂取とカリウムの排出によって、腸の動きが活発になります。「便秘解消」にも効果があるでしょう。
むくみが解消すると老廃物が流れるので、血液の流れがスムーズになります。そうすると摂取したエネルギーが無駄なく全身に行き渡るので、余分なエネルギーが「脂肪になることが少なくなる」そうです。
それでは塩抜きダイエットのやり方をご紹介します。基本的には「3日間塩分摂取量を限りなく0」にするだけです。
商品パッケージに「ナトリウム」もしくは「食塩相当量」と記載してありますので、その数字ができるだけ低いものを選びましょう。ナトリウム1g=塩分2.54gです。できれば塩分0を目指してください。
カリウムは塩分を身体から排出する効果があります。積極的に摂取して、身体から塩分を排出しましょう。WHO世界保健機関によると、成人で「1日3510mg」の摂取を推奨していますが、最低でも成人女性なら「2000mg」以上は摂取しましょう。
健康状態により医師からカリウムを制限されている人は注意してください。
体内の塩分濃度を薄めることができます。最初はむくみがでると思いますが、濃度が薄まってくれば落ち着くのでご安心ください。
ソーセージやハム、お菓子や弁当はNGです。塩分が記載されていない物も多いですが、加工食品は基本的に塩分がかなり含まれています。
塩なしでも味を感じる調味料をつかいましょう。例えば「胡椒や生姜、オリーブオイルやカレー粉」などは味がしっかりしているので、食べやすいですね!
塩分を抜いて痩せる方法は、フィジーク大会(鍛えた身体を競う大会)の選手の中でも最後の仕上げとして使っている人もいます。普段から塩分摂取量が多い人ほどその効果を実感することができますが、3日間以上やることは絶対にやめてください。
塩分は筋肉の動きや神経伝達をスムーズにする役割がありますので、それを3日間以上断つとなると、健康上問題が起こる可能性があります。特に夏場は塩分が不足すると「熱中症」になるので注意してください
WHO世界保健機関の推奨量は、最高で「5g未満」とだけ記載されていますが、健康維持のための最低摂取量は「1.3~1.5g」は必要との意見もあります。美容だけではなく命に関わることなので、くれぐれも無理をしないようにしましょう。
3日間限定の塩抜きダイエットですが、途中で体調が悪くなったときはすぐに中止して病院へいってください。
塩抜きダイエットの効果ややり方をご紹介しました。現代の日本では加工食品や長期保存できる食べ物が多いので、なかなか塩分0の食品を見つけることは難しいかもしれません。
しかし3日間だけ我慢するだけで痩せられる可能性があるので、やってみる価値はあると思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね!