暑い日に食べる氷菓は、格別のおいしさ!
人気上昇中のスノーアイスにグラニテ、ソルベにシャーベットなど、さまざまな氷菓があるけれど……。みなさんは、その違いをご存知でしょうか?
「ソルベとシャーベットって同じものじゃない?」と思った方は、ぜひ読み進めてください。氷菓の違いを知れば、選ぶ楽しみも広がるはず!
いまどき女子が知っておきたい、ひんやりスイーツの違いをお届けします。
台湾の「スノーアイス/雪花氷(シェーファービン)」
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ふわふわした雪のような食感の「スノーアイス/雪花氷(シェーファービン)」。口に含むとす〜っと溶けていく、台湾生まれのかき氷です。氷自体が甘くてふわふわなのは、牛乳と練乳、またはフルーツを混ぜ込んだ氷を削って作るから。
台湾では、ピーナッツ味にチョコレート味、マンゴー味など、さまざまなフレーバーが楽しめます。フルーツやタピオカ、小豆にお芋などをトッピングした、ボリューム満点の氷菓です。
フランスの「ソルベ」
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ソルベはフルーツ、水、砂糖が主原料のフランスの氷菓です。フルーツのおいしさがストレートに感じられるみずみずしいソルベは、卵白を加えるとより滑らかな口当たりが楽しめます。
フランスでは、お料理のソース代わりにトマトやバジルなど、塩味のソルベを添えて供されることも。
アメリカの「シャーベット」
ソルベの原料に、乳製品をほんの少し加えたものがシャーベット。アメリカでは1〜2%ほど乳脂肪分を含むものと定義されています。
同じ英語圏でも、イギリスやオーストラリアでは「シャーベット」というと、パウダー状のパチパチ弾けるキャンディーを指すので、オーダーの際にはご注意ください。
当地でシャーベット風の氷菓が食べたくなったら「ソルベ」を注文しましょう。
フランスの「グラニテ」、イタリアの「グラニータ」
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フランス語で「グラニテ」、イタリア語で「グラニータ」と呼ばれる氷菓。ソルベと同じくフルーツ、砂糖、水を凍らせて作ります。ソルベよりも氷を粗く仕上げるので、シャリシャリした食感。かき氷とソルベの間のような食感、というとイメージがつきやすいでしょうか?
低カロリーかつ食べ応えがあるので、ダイエッターにもおすすめです。
イタリアの「ジェラート」
「アイスクリームとジェラートって、食感以外にどう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか? 生クリームたっぷりのアイスクリームに対し、ジェラートは主に牛乳から作られるので、よりあっさりとした仕上がりに。
また、アイスクリームよりも乳脂肪分が少ないので、ジェラートの方がよりヘルシーでもあります。
夏の旅行先やレストラン、あるいはデートで立ち寄ったお店で、上記の氷菓をオーダーする機会もあるのではないでしょうか。そんなときに、覚えておくときっと役立つはずですよ。
参照元:Food&Wine、REALSIMPLE、LE FIGARO.fr
情報提供元: ANGIE