体調の揺らぎを感じやすくなる30代。でも日々の忙しさから、つい健康管理をおろそかにしてはいませんか?



健康のために自炊はしたいけれど、手の込んだ食事は面倒だし、メニューもワンパターンになりがち……。そんな人におすすめしたいのが、ハーブを加える「ハーブアレンジ」という方法です。



ハーブというとハーブティーのイメージが強いと思いますが、いつものメニューにハーブを取り入れるだけで、味に変化が付けられるほか、健康にも嬉しい効果が期待できるんですよ。



今回はアラサー女性におすすめのハーブや、簡単にできるハーブアレンジメニューをご紹介します。



 

ハーブアレンジに興味がある女性が増加中!?





実はいま、ハーブが新たなフードトレンドとして、NYで注目を集めています。中でも「アダプトゲンハーブ」と呼ばれる、免疫機能をサポートしてストレスへの抵抗力を高める働きを持つ、天然のハーブ類が流行のきざしを見せているのだとか。



日本でもハーブの専門店が登場したり、ハーブを取り入れた新メニューを展開するお店が出てきたりといった、新しい動きが見られています。



今回、トレンド総研が20~40代の働く女性500名を対象に、「ハーブアレンジ」に対する興味・関心調査を行ったところ、実に91%の女性が「興味がある」と回答しました。



また、「ハーブでアレンジしたフードやドリンクを、もっと試してみたいと思うか」という質問にも、91%が「思う」と回答。



さらにトレンドに敏感な方からは、こんな意見も寄せられました。

「ヨーグルトや、パンケーキ、お菓子などにも入れてみたい」(41歳)



「毎日飲んでいるスムージーに取り入れたい」(33歳)



「いま流行っているハーブコーディアルを試してみたい」(41歳)

ハーブへの認知度が高くなったこともあり、定番のハーブティーにとどまらず、ハーブアレンジしたメニューにも挑戦したい人が増えているようですね。



 

30代からのおすすめハーブ3選!





30代からは、何を食べたかで5年後の体が変わります。不安定になりやすい体調を優しくサポートするハーブを取り入れて、楽しみながらヘルシーな食生活を目指しましょう。



(1)ローズマリー



肉料理の香り付けなどによく用いられる、清涼感のある香りが特徴的なハーブ。



昔から老化予防に役立つハーブとして珍重され、現在も様々な化粧品の成分として用いられています。ローズマリーを大量に食べる習慣のある、イタリアのアッチャロリという町では、100歳以上の人が300人も暮らしているそうです。



(2)フェンネル



抗酸化力に優れ、体内の老廃物の排出をサポートする働きがあります。免疫力を高めて病気の予防に役立つだけでなく、PMS(月経前症候群)症状を緩和したり、利尿作用により体のむくみを緩和させる働きを持っています。



インドでは口臭予防として、フェンネルの種子を食べる習慣もあるのだとか。



(3)ディル



魚料理とマッチする、柔らかい細葉が特徴の、少しほろ苦いハーブです。



消化を助け胃腸の働きを整えたり、おだやかな催眠作用で不眠症の改善にも役立ちます。葉が柔らかいので、生のままメニューに添えて食べても大丈夫。



 

超簡単!ハーブアレンジメニュー





今回おすすめしたいのは、様々なハーブでアレンジが可能な「ハーブソルト」です。先に紹介したハーブや、お好みのハーブを刻んで塩と混ぜるだけなので、とっても簡単。



サラダやフライドポテトの味付けに使ったり、バターやお好みのオイルを塗ったトーストに一振りしても美味しいですよ。



私のおすすめは、冷奴にオリーブオイルとハーブソルトをかけるだけの簡単レシピ。さわやかなハーブの風味が、これからの季節にぴったりです。



 

ハーブをもっと身近に





現在では、スーパーマーケットなどでも生のハーブが手に入りやすくなりました。また種類によっては簡単に栽培できるハーブもあるので、ベランダで育ててみるのもおすすめです。



生のハーブはそのままでも美味しいので、常備しておけば野菜としても使えて、とっても便利ですよ。



美味しいうえに、健康や美容にもいいとなれば、ハーブアレンジを始めない手はありませんよね。
情報提供元: ANGIE
記事名:「 NYで流行中のハーブアレンジって?30代女子の不安定なカラダには「ハーブ習慣」