6歳年下の野球選手と結婚したモデルの押切もえさんや、12歳年下の俳優と婚約した、元SPEEDの島袋寛子さんなど……。最近、年上女子と年下男子のカップルが増えていますよね。実際に年上の彼女と結婚した年下男子は、何が結婚の決め手となったのでしょう?



今回は、4組の年上女性&年下男子カップルのケースを元に、結婚につながる恋愛のポイントを紐解いていきたいと思います!



 

年上と感じさせない彼女を守りたい――6歳年上の女性と結婚したAさん



Aさん:29歳 奥様:35歳

「彼女とは、ある飲み会で知り合って意気投合。ちょくちょく一緒に飲むようになった頃、過去の恋バナを聞いたんです。そしたら、これまでの彼氏がひどい男ばかりで……。自分ならそんな思いはさせない! と思って、つきあい始めました。プロポーズは、つきあって1カ月くらいしてから。つきあうときに思った“彼女を守りたい”という気持ちの延長から、結婚を決めましたね。彼女の一番の魅力は年上であることを感じさせないふるまいかな。一緒にいて本当にかわいいと思えるし、年上だからと強がったり上から目線にならず、僕に弱さを見せてくれて、頼ってくれる。そんな彼女をずっと守っていきたいと思います」



 



よく「君は僕がいなくても大丈夫」とフラれた、なんて話を聞きます。男性というのは、愛する女性を守りたい生き物。頼られると、とってもうれしくなるようですよ。相手が自分より経験豊富な年上女性だったら、言わずもがな! だから、女性が年上でも強がる必要はないんです。



むしろ、どんなに小さいことでもいい。「あれ取って」と頼ったり、ときには悩みを相談したり。そんな弱さを見せて、年下男子の守護欲をくすぐっちゃいましょう。



 

年齢を凌駕するパーソナルの魅力――8歳年上の女性と結婚したMさん



Mさん:28歳 奥様:36歳

「彼女の第一印象は、すごくきれいな人だなあ、というもの。だから、彼女からアプローチされたときはビックリしました。実際にデートしてみたら、とにかく楽しくて優しい人で。結婚を決めたのはつきあって、1年半くらい経ってからでしたが、すごく自然な流れだったと思います。



結婚を決めるとき、彼女の年齢を聞いて両親は少し躊躇していたようだけど、彼女に会ったとたん、その不安はすぐ消えたみたいです。結婚って、当人同士にとっても家族にとっても、やっぱり人柄が一番大事なんですよね」



 



私が婚活をしていた頃、年上の男友だちに言われた言葉があります。「男が結婚を決めるとなると最後は、見た目より年齢より、人柄と、その子がどれだけ自分に優しいか、だよ」。若いほど結婚には有利、と思っていた私には目からウロコの言葉でした。



もちろん、若さが有利となるケースがあるのも事実でしょう。でも、年を取らない人はいません。となれば、二人の間に残るのは、やっぱり人柄。最初から年齢におびえすぎるのは、もったいない! まずは自分を磨き、愛すること。そして素直に好きな人にぶつかっていく勇気が、ときには必要みたいです。



 

いい意味で“大人”の彼女は魅力的――9歳年上の女性と結婚したKさん



Kさん:26歳 奥様:35歳

「仕事関係で知り合った彼女は、とにかくきれいで洗練されていて、“これぞ都会の女!”というイメージ。第一印象は、怖そう……でした(笑)。でも、何度か会っていたら、優しくていい子だとわかって。元カレの相談を受けたりするうちに仲よくなって、つきあい始めたんです。



最初から結婚前提だったけど、はっきりと結婚を意識したのは、彼女がぽつりと「私もいい年だし」と言ったのがきっかけでしたね。親は彼女の年齢に驚いていたけど、僕は全然気にならなかった。彼女の心の広さ、いろいろな人に思いやりを持てる姿勢など、すべてを尊敬していたから。



ケンカしても、彼女に心の余裕があるからかな。お互い意地を張らずにすぐ仲直りできるし、一緒にいてすごく楽。いつも、いい意味で大人の彼女に助けられているなと思います」



 



年下男子とつきあう場合、変に大人ぶって彼を年下扱いするのはNGですが、ケンカなどのトラブルでは、先に一歩引いてあげるなど大人の余裕を見せましょう。年下男子とつきあっている女友だちが言っていましたが、「ケンカしても“年下だし仕方ないか”と思うと、案外すんなり引けるのよね」とのこと。



無理のしすぎはよくありませんが、ここは譲ってもいいかも……と思えるときは意地を張りすぎないのが大切です。



 

彼女は憧れの先輩だった――4歳年上の女性と結婚したHさん



Hさん:28歳 奥様:32歳

「彼女は、会社の先輩。時々飲みに行っていたんですが、きれいで明るくて、ずっと憧れの人でした。でも、彼氏がいたからアプローチできなかったんですが、ある日、彼と別れたと聞き、蓋をしていた気持ちが盛り上がって告白! 3回フラれた後で(笑)、つきあってもらえました。



僕は告白したときから、結婚を意識してたな。年齢なんて、全然気にならなかったです。僕、彼女の天真爛漫さや笑顔が大好きで。この人となら、ずっと笑って過ごせると思った。そして何より、彼女は、僕が初めて自分より相手の幸せを願えた人だったんです」



 



男友だちに聞いたことがありますが、会社の先輩女子に憧れを抱く男性、実は多いようです。バリバリ仕事する姿に憧れていたら、ふとした瞬間にふんわり笑顔を見せられて、ギャップにキュン! 仕事ではキリリでも、プライベートでは気さくで明るい。そんな先輩を目指しましょう!



 



いかがでしたか? 4人にインタビューをして印象的だったのは、みんなが「(女性が年上とか)年齢なんて関係ない!」と口をそろえて言っていたことでした。「男は年齢なんかで恋愛や結婚を決めたりしない」(Kさん)、「相手が年齢差を気にするなら、それまでのご縁ということ」(Aさん)の言葉に納得。結局は「一緒にいて明るい気持ちになれたり、楽しい相手がいい」(Mさん)んですよね。



最後に、年下男子にアプローチをしたい年上女性へのアドバイスもいただきました! 「最近は草食男子が多いから、男子からのアクションは期待薄。いろいろ考えないで気持ちを伝えていけばいい。今の子はストレートな押しに弱いし。どうしても自分から踏み込めないなら、アプローチしやすいように徹底的にウェルカム・ムードを作ってみては?」(Hさん)
情報提供元: ANGIE
記事名:「 【僕らが結婚を決めた理由】35歳女性と結婚した、20代年下男性の本音とは?