ファンタジーの世界で冒険できる『Runes: The Forgotten Path』がクラウドファンディングに登場

Stormborn Studiosがファンタジーアドベンチャーゲーム『Runes: The Forgotten Path』をクラウドファンディングのKickstarterに打ち出した。

『Runes: The Forgotten Path』とは

呪文と魔法のファンタジー世界が広がる、VRアドベンチャーゲーム『Runes: The Forgotten Path』がクラウドファンディングのKickstarterに登場した。

プレイヤーは主人公のLethと言う強力なウィザード（魔法使い）として、Oblivionからの脱出を図るというゲーム。

Oblivionとは、心の中に存在している眠る牢獄で、Panopticonと言う絶対の君主によって支配されている世界。

強力な呪文を使って敵と戦い、謎を解き、失われた記憶をすべて集めるというのが、『Runes: The Forgotten Path』の流れである。

Stormborn StudiosがクラウドファンディングのKickstarterに打ち出した、『Runes: The Forgotten Path』制作のための資金の目標金額は30,000ユーロ（約320万円）で、期日は2017年5月29日である。

資金の投資は5ユーロから5,000ユーロまでと、広範囲に受け付けている。

5,000ユーロの投資をした人はなんと、ゲーム内に登場するメイン魔法の一つをデザインする権利や、声優のゲストとして参加できる権利（おそらくサブキャラの声優になれるということ）を手に入れることができる。

なお、本作品のコピーを手に入れることができる投資額は15ユーロからで、50ユーロ以上投資すればベータ版からプレイでき、70ユーロ以上投資すればアルファ版からプレイできる。

『Runes: The Forgotten Path』に対応している機器は「HTC社のVive」と「Oculus Rift、Touch」で、お金を投資する前に、デモ版をプレイできるとのこと。

Stormbon StudioのチームメンバーのAlejandro Castelo氏は以下のように語る。

「ようやくKickstarterに打ち出せたと同時に、誰でもダウンロードしてRunesの魔法を楽しめるデモ版も配信することができました。

Runesには革新的なロコモーションシステム”4th Wall”を導入するため、モーション酔いが抑えられ、シームレスな体験を提供できるようになるかと思います。

人が得られる没入体験のあり方を変える可能性が、このゲームにあることを願っています。（”4th Wall”による変革）」

現在日本では空前のファンタジーブームが起こっていると言っても過言ではないだろう。

というのも、「ソードアートオンライン」を始めとした、「ラノベ」と呼ばれるジャンルの流行が見られるからだ。

他にも、「ゼロから始まる異世界生活」や「魔法科高校の劣等生」など、多くのファンタジー小説がアニメ化して成功している。

このラノベと呼ばれるジャンルの特徴は、主人公がファンタジーの世界に転生または転移して、冒険をするというストーリーが骨組みになっていることが多い。

「ソードアートオンライン」に至っては、主人公が仮想現実（VR）で冒険するという、まさに、『Runes: The Forgotten Path』にも通ずるものがある。

日本のアニメは基本的に、日本で流行って少し経ってから、海外で売れるというパターンがあるため、今後は海外でラノベが流行る可能性がある。

そうなれば、日本のみならず、様々な国でファンタジーブームが起こり得る。

『Runes: The Forgotten Path』が流行る可能性は大いにあると言えるだろう。

仮想現実の魔法の世界に興味がある人は、下記のリンクから『Runes: The Forgotten Path』に投資できる。

https://www.kickstarter.com/projects/1501963972/runes-the-forgotten-path-a-vr-wizard-adventure

情報提供元： VR Inside