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さらにそれだけでなく、早期アクセスということもあり、去年の夏ごろに発売され現在に至るまで、大型アップデートや細かいパッチのアップデートを重ね日々、進化しています。
今回は早期アクセスならではのアップデートで進化し続ける「Island 359」のアップデート情報を紹介していきます。
引用元:http://store.steampowered.com/app/476700
「Island 359」は大人気のVRゾンビFPS「Brookhaven Experiment」を制作したスタッフが新たに設立したゲームスタジオで開発を進めるVRのFPSゲーム。
広大なオープンフィールドのなかで「ディノクライシス」や「テュロック」のように恐竜と戦い進んでいくFPSです。
恐竜が巣窟となった孤島の密林の中で武器を集めながら集めた武器で恐竜と戦うサバイバルアクションが楽しめます。
「Brookhaven Experiment」の大きな弱点は、酔い問題をスルーするためにゲーム中の移動を省略した点にあると思います。
VRの世界に入り込むならば、自由に歩き回りたいと思うのはほとんどだと思います。
「Island 359」では多くのVRゲームで採用されているテレポート式とも違う独自の移動方式を採用しているのも特徴です。
また移動にはスタミナの概念も取り入れられ、走り続けると徐々にスタミナを消耗していき、一定時間進むことが出来なくなる仕様。
迫りくる恐竜に対して逃げ続けることが出来ないようになっているので、逃げるか戦うかというVRならではの極限の緊張感を体感できます。
そんな「Island 359」の大型アップデートの第一弾が「SCOUND BLOOD」です。
ここからは主なアップデート内容を紹介します!
いままでのマーセナリーモードに加え新たなゲームモード、「Big Hunt」モードが追加されました!
このモードは従来のマーセナリーモードより一層難しく、敵の恐竜に見つからないように倒していくステルスタイプのミッションになっています。
草原という新しいマップで、背の高い草を探し、隠れながら弓矢で恐竜の弱点を打ち抜く必要が有ります。
どこに攻撃しても倒すことが出来る、強力な武器が用意されたマーセナリーモードよりも難易度が高く、より緊張感のあるゲームモードです。
ステルスゲームなど、難しいゲームを好む日本人のプレイヤーにも好評でこのバージョンアップに関する日本語のレビューもおおくみられました。
新しい恐竜大きな角をもつ草食恐竜「トリケラトプス」の登場です。
基本的にはおとなしい草食恐竜なので、あちらから攻撃することは在りません。離れていればあちらも手出しはしてこないでしょう。
しかし、近づいてしまったら最後、巨大な角で攻撃を仕掛けてきます。さらにトリケラトプスの頭部は大きな楯のように頑丈で、銃撃が通りません。
敵対することはないが、敵対すると最強というボスキャラの風格をまとった恐竜の追加というわけです。
Brockという闇市で売られているような反動の大きい粗悪品の様な殺人銃や、オートマチックライフルでファイアレートが非常に高くすさまじい連射力を誇るAX-74、弓や捨てナイフという超ユニークな変わり種武器も追加されました。
多くの武器を駆使して恐竜だらけの島を生き残りましょう!
銃の装飾品には確実にヘッドショットを狙うことのできる高精度のスコープも追加。
さらにすべての恐竜のモーションやアニメーションを一から作り直し、最適化、グラフィック面でも解像度を維持しながらフレームレートが低下しないようにソフトウェア面でのVRの最適化を行い、快適になりました。
引用元:http://store.steampowered.com/app/476700
多くのユーザーから要望が大きかったトラックパッドでの移動が追加されました、テレポートの進化版の様な「Island 359」独自の移動方法に加え、トラックパッドで押した方向に自由に進むことのできるトラックパッド移動がメニューで選択できるようになったので、自分が酔いを感じやすいかどうかでお好みの移動方法を選ぶことが出来ます。
一見地味な追加要素ですが、VRにゲームにおいでは酔いの問題も大きく作用する移動方式の追加アップデートは非常に大きなアップデートだといえます。
新たなゲームモード、「アーケードモード」が追加されました。
自由に探索し、フィールド上に配置された恐竜と対峙する従来のモードに加え、「Brookhaven Experiment」ようにプレイヤーめがけて襲い掛かってくる恐竜をひたすら倒していくアーケードスタイルのモードが追加されました。
探索やサバイバル要素も楽しいですが、純粋にガンシューティングを楽しみたい方や短時間のプレイにもうってつけのゲームモードだといえます。
アーケードモードの搭載とともに、アーケードモードで手に入れたハイスコアに応じたクレジットを取得し、プレイヤーのレベル機能を追加しました。
アーケードモードで取得したクレジットを消費し、武器の強化やヘルスの追加、移動速度の向上など、好みに合わせて強化できるハクスラ要素を追加し、やり込みプレイも出来るゲームになりました。
ついにあの恐竜会のスター、ティラノサウルス(T-REX)が追加されました。
「Island 359」開発開始当時からリアルな行動AIとモーションをもったティラノサウルスを制作していましたがまだ完全ではありません。
しかし、発表できるレベルには達したので今回のバージョンから登場するようです!
今後のアップデートでより動きがリアルになることでしょう。
ゲームをプレイするうえで欠かせないのがメニューやタイトル画面のインターフェイスです。
見やすく改良化され、プレイ時に少し時間のかかるメニューを簡略化しシンプルで見やすいものに生れ変わりました。
今回のアップデートでは実験的に時間の概念を追加しているようです。
プレイを進めていくうちにリアルタイムでゲーム内の時間も経過してゆき、時間経過ともにフィールドも暗くなったり、明るくなったりします。
時間の経過で登場する恐竜にも変化していくので、より没入感を感じることが出来そうです。
いかがだったでしょうか、「Island 359」は出始めた当初からまずまずの出来栄えでストア評価も高かったVRゲームですが、度重なるアップデートで、さらに奥深く、楽しめ、快適にプレイできるように進化していっています。
これは、steamの早期アクセスゲームタイトルの利点で、ユーザーと開発者がコミュニティーでつながり、ゲームの不具合や要望がそのまま反映されより良いものになっていっているということがわかります。
VRコンテンツに限らず「Raw Data」や本作などをはじめとする早期アクセスの売れているVRコンテンツやsteamのゲームは多くのアップデートで日々進化していき、ユーザーとともに育てていくゲームが多いのです。
ゲームのことをよく知っているのは開発者だけでなくそのゲームをプレイするユーザーも同じです。
ユーザーの要望が反映されユーザーと共に育てていく本作や「Raw Data」や「ARK」などの早期アクセスタイトルは非常に人気の出やすい新しいゲームの販売方法だといえます。
本作も今回の紹介したアップデートだけでは終わらず、steamのコミュニティーでユーザーフィードバックが頻繁に行われているので、ユーザーの求めるゲームがユーザーの求める理想の形に限りなく近くアップデートされていくことでしょう。
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