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同社は2016年7月7日、将来取り組みべき課題を討論するカンファレンスをロンドン大学で開催し、その結果を「The FUTURE OF EXPERIENCE」というレポートにまとめた。
そのレポートにおいて、Adobeは将来撮り組むべき5つの重要課題のひとつとしてVRを挙げている。
そのほかの重要課題には、AR、AI、ウェアラブル、そしてIoT(モノのインターネット)が挙げられている。
VRとARに関しては、Adobe製ソフトを含めた多くのソフトのインターフェースで主流となっているGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)に変わるテクノロジーとして位置づけている。
ただ、VRとARを導入することでより直観的な操作の実現を目指すというよりは、新規性と意外性が重要だと考えている。
Adobeが以上のように考えるのは、同社が独自に実施した成人を対象にした意識調査から、64%の成人が新しいテクノロジーにセレンディピティ(思いがけない出会いによる発見)を求めていることがわかったからだ。
カンファレンスでは、VR空間におけるプライバシーの重要性も確認された。
VR空間はバーチャルな交流の場ではあると同時に、個人がくつろげる場であるべきなのだ。
レポートの全文は、カンファレンスを報告したAdobe公式ブログページから閲覧することができる。
自社カンファレンスを報告したAdobe公式ブログページ
https://blogs.adobe.com/digitaleurope/digital-marketing/future-experience-new-rules-engagement/
The FUTURE OF EXPERIENCEレポート
https://blogs.adobe.com/digitaleurope/files/2016/07/Adobe-Report-The-Future-of-Experience.pdf
参照元URL:https://www.vrfocus.com/2016/07/adobe-uses-vr-to-abolish-dehumanising-technology-interaction/
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