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「Fallout 4」は、2015年にWindows、PS4、Xbox Oneに対応したオープンワールド・アクションRPGの大作で、世界で1,200万本出荷されたキラー・コンテンツである。
同タイトルの開発スタジオであるベセスダは、VR版にあたる「Fallout 4 VR」を現在開発しており、昨年のE3にはデモが出品された。そのデモをプレイする様子を収録した動画は、同スタジオによってYouTubeにアップされてもいる。
海外ゲームメディアHipHopGamerは、今月はじめに開催されたゲームを含めたコンテンツに関するイベント2017 PAX East conferenceにおいて、同スタジオのPRおよびマーケティング部門のヴァイス・プレジデントPete Hinesにインタビューした。
インタビューにおいて、同氏は終始ニンテンドースイッチのことを話していたのだが、インタビューの最後に「Fallout 4 VR」に言及した。UploadVRは、この言及箇所を抜粋した記事を掲載したのだが、その抜粋された発言を以下に引用する。
なお、Pete Hines氏の発言は、「Fallout 4 VR」のリード・デザイナーであるTodd Howardと同氏の会話を思い出しながら言われたものだ。
先日、私はToddと話したんだ。「やあ、Todd、Fallout 4 VRの調子はどうだい?」
すると彼はこう言ったんだ。「Pete、Fallout 4 VRは今まで君の人生のなかで見たこともないような、とてつもなくスゴいものだよ。スゴすぎて、VRを使ってどんなプレイができるかさえ想像できないと思うよ。VRヘッドセットを装着した君が頭を左右にふると、超絶にリアルな世界が広がるんだ。
もうそれ(Fallout 4 VR)は君の心を吹き飛ばすだろう。今まで誰も見たことがないようなクレイジーなものだよ」ってね。
今度のE3には、「Fallout 4 VR」を持って行くよ。
以上の発言だけでは、2017E3に出品される同タイトルが、デモ版なのか製品版なのかはわからない。しかし、かなり完成しているようなことはうかがえる。そして、多少の誇張があるにしても、実績のあるゲームスタジオの幹部の発言である以上、全くの嘘ということもありえないだろう。
また、同タイトルがオープンワールドであることから、対応VRヘッドセットは昨年のデモを踏襲してVIVEであると考えるのが妥当である。
2017E3では、もしかしたら、ついにハイエンド型VRヘッドセットの「キラー・コンテンツ」の誕生に立ち会えるかも知れない。
「Fallout 4 VR」に関するベセスダ幹部の発言を報じたUploadVRの記事
https://uploadvr.com/fallout-4-vr-blow-your-mind-e3-2017/
上記記事のソースとなったHipHopGamerのインタビュー動画
https://www.youtube.com/watch?v=6hBFuV0li1I&feature=youtu.be
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