HTC、クロスプラットフォームVRビデオプレイヤー「Vive Video」をSteamよりリリース

海外メディアUploadVRは、2017年3月21日の記事において、「Vive Video」がSteamからリリースされたことを報じた。

同メディアによると、2017年3月21日、HTC Creative Labsはクロスプラットフォーム対応VRビデオプレイヤー「Vive Video」をSteamからリリースした。

同プレイヤーは、VIVEはもちろんのことOculus Rift、そしてOSVRにも対応している。

同プレイヤーは、このほどSteamにリリースされる前に、すでにViveportからもリリースされていた。このViveport版のVRプレイヤーも、最近のアップデートによってOculus Touchに対応するようになった。

同プレイヤーは360°動画が視聴可能のほか、2D、3D、180°動画にも対応しており、まさにバーチャル・ホームシアターとして機能するように設計されている。

Steamからリリースされたことによって、同プレイヤーは複数のコンテンツ・プラットフォームから利用でき、かつ複数のVRヘッドセットに対応した本当の意味で「クロスプラットフォームな」VRコンテンツとなった。

こうしたクロスプラットフォーム対応の背景には、本メディアでもすでに報じたように、HTCはコンテンツによってVIVEユーザーを囲い込むことはVRコンテンツ市場を弱体化させると考えているからであろう。

なお、Steam版Vive VideoはViveport版と同様に、無料なことに加えてVRアニメ・コンテンツ「Invasion!」が同梱されている。ダウンロードは、本記事下部に示すSteamあるいはViveportの同プレイヤーのページから可能だ。

「Vive Video」がSteamからリリースされたことを報じたUploadVRの記事

https://uploadvr.com/htcs-official-vive-video-app-adds-oculus-support/

情報提供元： VR Inside