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リアルエステートAR/VRカンパニー、iStagingが総合的VRモバイルプラットフォームをリアルエステートエージェント向けにリリースした。
iStagingは不動産エージェント向けのVRサービスで、実際に物件に行かなくてもまるで建物の中に立っているようなバーチャル物件見学体験をクライアントに提供できる。
iStagingは不動産のショーケースサービスで、スマートフォンで物件やインテリアを撮影するだけで、バーチャルツアーを作成、クライアントに見せることができる。
iStagingのマーケティング代表、Kevin Basset氏は、
「iStagingは住宅購入者と不動産エージェントの物件探しと紹介をより効率のいい方法でしたいというニーズに応えるため生まれました。」
と説明している。
「バーチャルツアーを使うことにより、リアルエステートエージェントとクライアントの内見と購入決定の一連の作業がより早く行うことができるようになりました。
通常このようなバーチャルツアーを作るのには高額なツールと専門家の助けが必要になります。
ですが、iStagingはこの総合的モバイルソリューションの開発に力を注いできました。
そして、ハードウェアも含めて月/$9(約1020円)でこのサービスを実現させました。」
iStagingのサービスにサインアップすると360° VRカメラアプリとバーチャルツアーのアップロードと編集ができるクラウドプラットフォームが使えるようになる。
サービスの無料バージョンは、このカメラアプリとクラウドプラットフォームにアクセスできるようになる。
有料のサブスクリプションプランでは、iStagingが魚眼レンズを無料で提供するので、エステートエージェントは360°に加えてスマートフォンを使って物件やインテリアのフル720°の映像が撮影できるようになる。
iStagingのカメラアプリ「VR Cam」はスマートフォンのカメラを使って写真を撮るのと同じくらい簡単に、不動産のバーチャルツアーが撮影できる。
最新のイメージプロセシングテクノロジーを活用することで、ユーザーは部屋の真ん中に立っているだけで、アプリを使い高忠実度のバーチャルツアーを数分で作成可能だ。
さらにVR CamはiStagingのオンライン「VR Editor」と統合されているため、つなぎ目のないスムーズな編集と撮影したスペースのアレンジができ、そのまま撮影した映像をアップロードし、フロアプランに基づいたバーチャルツアー「LiveTours」を作成できる。
作ったバーチャルツアーはその後ウェブリンクや組み込みコードを使い、スムーズにホームページや物件一覧にアップすることもできる。
有料バージョンの魚眼レンズでは無料バージョンでは使えないスマートフォンに装着する魚眼レンズを使用することでよりスムーズで忠実度の高い撮影が可能だ。
もちろん、360°でも撮影できる。
720°と360°の違いはホームページまたは以下のリンクで確認できるので、気になる方はこちら。
また、VR Camでは最先端のPanono、Ricoh Theta Sを使ったパノラマ撮影もできる。
VR Makerプラットフォームのライトバージョンは無料で利用可能だ。
有料は月/$9(約1020円)で最大10のLiveToursが作成・利用できる。
さらに有料版ではLiveToursを会社のブランドに合わせてカスタマイズすることもでき、あとはアカウントを仲介人のために作りバーチャルツアーをシェアするだけでいい。
ストレージのアップグレードもすることでき、月/$19(約2150円)で25のアクティブLiveTours、月/$39(約4400円)で100 LiveToursが作成可能だ。
プラン | 作成できるLiveToursの数 | カメラの種類 | LiveToursブランド |
---|---|---|---|
無料プラン | 最大 3 LiveTours | 360°カメラ | iStageブランドオンリー |
月/$9(約1020円) | 最大 10 LiveTours | 360°/720°カメラ | カスタムブランド |
月/$19(約2150円) | 最大 25 LiveTours | 360°/720°カメラ | カスタムブランド |
月/$39(約4400円) | 最大 100 LiveTours | 360°/720°カメラ | カスタムブランド |
iStagingウェブサイトでは無料バージョンも含めてサブスクリプションのサインアップが3月15日からオープンしている。
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