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株式会社ピクセラは、2017年3月8日より360度パノラマ体験アプリ「パノミル」に、360度ライブ映像内に浮かぶ巨大な仮想スクリーンで、サブカメラの映像をマルチビュー視聴する「MagicVision」(特許出願中)などの新機能をリリースすると発表した。
他にも収録済みのコンテンツを配信するVOD(ビデオオンデマンド)配信にくわえ、ライブストリーミング配信にも対応しましたので、各種イベント等のライブ配信に「パノミル」を使うことが可能になった。
パノミルに関する詳細はこちらのインタビュー記事から:
http://vrinside.jp/interview/pixela/
メインとなる360度パノラマ映像の中に、巨大な仮想サブスクリーンを複数個表示し、サブカメラが撮影するさまざまなアングルからの映像を同時に再生し、マルチビュー視聴を実現する機能。
スポーツの試合などで、まるでスタジアムにいるかのような臨場感を360度パノラマ映像で体験しながら、ゴール付近やベンチなどのさまざまなアングルの映像を、スタジアムに浮かぶサブスクリーンで同時に見ることができる。
「MagicVision」以外にも、これまでの実証実験で得られた全ての成果を「パノミル」に正式搭載。
これまでの実証実験では、実験専用に作られたアプリと、閉じたネットワークをもちいた局所的なライブ配信にとどまっていたが、今回のリリースにて、一般的なインターネット回線と、公開版のアプリによるライブストリーミング視聴が可能に。
これまでの「パノミル」では、映像の解像度は最高でも2Kでしたが、今回のリリースにて、撮影、配信とも4K映像を取り扱う事が可能に。
また映像圧縮方式については、これまでH.264のみのサポートでしたが、新たにHEVCに対応し、高画質ながら通信帯域を抑えたストリーミング配信が可能となった。
2016年の実証実験にて取り組んだ「ステレオスコピック3D撮影」を、「パノミル」に正式搭載。今回のリリースにて、パノラマ映像の立体視が可能になった。
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