ストレスと睡眠をコントロールするVRヘッドセットアクセサリー「Kortex」クラウドファンディング成功

海外メディアEngadgetは、2017年2月17日の記事において、VRヘッドセットアクセサリー「Kortex」を紹介した。

同メディアは、脳神経に作用してストレスと睡眠をコントロールVRヘッドセットアクセサリー「Kortex」を紹介した。

同アクセサリーを開発した医療機器メーカーFisher Wallaceによると、後頭部に同アクセサリーを装着すると、内蔵されている電極が脳神経に作用して、ストレスや睡眠を司る脳内物質の分泌量をコントロールする、とのこと。

「電極を使って脳神経に作用する」という説明を見ると、なかには使用に抵抗感を覚えるユーザーもいるだろう。同アクセサリー開発費調達のために開設されたクラウドファンディングサイトIndiegogoページによると、テストユーザーが同アクセサリーを実際使用した印象としては、後頭部にわずかにビリビリとした刺激を感じる程度で、不快感は一切ないようだ。

実のところ、同アクセサリーは単独での使用も可能だ。しかし、VRヘッドセットに装着して使用することも可能で、対応しているのはGear VR、Daydream、そしてZEISS VR ONE Plusである。ちなみに各VRヘッドセットに装着して同アクセサリーを使う場合、特典としてVRゲーム「Land’s End」を楽しむことができる。同ゲームは、スマホアプリ「Monument Valley」を開発したustwoが制作したものだ。

同アクセサリーのIndiegogoページによると、目標額の$75,000(約¥850万)の調達はすでに完了しているものも、まだ出資は受けつけており、$299(約¥34,000)を出資すれば同アクセサリー1個を入手することができる。リリース時期は、2017年7月以降を予定している。

VRヘッドセットアクセサリー「Kortex」を紹介したEngadgetの記事

https://www.engadget.com/2017/02/17/vr-headset-attachment-kortex/

Indiegogoの「Kortex」ページ

https://www.indiegogo.com/projects/kortex-effective-stress-and-sleep-management-vr–2#/

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