テレビの気象情報でARが活用される

Interesting Engineeringが、テレビにおけるARの利用例を伝えた。

テレビ番組に利用されるAR

最も有名なARの利用例はおそらくポケモンGOだ。いっときのブームに比べれば人気が落ち着いているが、今でも継続的に更新が行われている。バレンタインに合わせてイベントが行われたり、登場するポケモンが増えたりと度々話題になっている。

ポケモンGOは上手くARを利用した例ではあるが、ARの利用法はゲーム以外にもある。

Weather Channelの動画では、気象情報番組とARの組み合わせを見ることができる。この映像では、車に積もった雪を降ろさずに道路を走ることの危険性が示されている。

言葉で説明するよりもわかりやすく、印象に残る情報の伝達方法だ。数字を聞いてイメージするのは難しいが、ARの映像があればその場面がすっと頭に入ってくる。

Weather ChannelのFacebookページでは、実際に動画でARの利用例を見られる。

日常生活や仕事にARを利用するとなると、スマートフォンやARグラスを通して世界を見る必要がある。ARグラスの改良も進んでいるが、価格、重量、デザインといった課題がクリアされるまでは普及しないだろう。

一方で、テレビの中でARが利用される分には特別な道具を必要としない。CG映像の使い方の一種として、問題なく受け入れられていくと想像できる。

情報提供元： VR Inside