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Haptic.alが「スピーチ恐怖症」の人に役立ちそうなVRアプリを三つ紹介している。
大勢の前で話すのが怖い・不安だと感じる人は多いだろう。しかしその恐怖が極端に大きくなれば、それは一種の恐怖症となる。スピーチ恐怖症は、ごく一般的な恐怖症の一つである。英語では「glossophobia」と呼び、「舌」と「恐怖」を意味するギリシア語に由来するらしい。
この不安は、多くの人にとって大きな問題になってしまっている。アメリカ国立精神衛生研究所によれば、74%の個人が発声不安を抱えている。混雑した場所や公共の場所を恐れるアメリカ人は320万人にもなるという。
日本よりも自己主張が重視されがちなアメリカで、話すのが不安だというのはかなり生きにくいのではないだろうか。公私を問わず、周囲からの評価を下げてしまいそうだ。
日本にはアメリカに比べて寡黙が評価されやすい風土があるにしても、意見を言わないと積極性が無いと評価されてしまうこともある。VRならいくら失敗しても誰にも見られることはないので、シミュレーションにはぴったりだ。紹介された3本のアプリを確認してみよう。
こうしたアプリが作られ、そして紹介されているのもスピーチを不安に思う人が多い証拠と言える。平気そうに見えるだけで、案外みんな嫌なのかもしれない。そう思えば、少しは気楽に話せるだろうか。
BeFearlessは、Samsungが提供するアプリだ。面接やプレゼンといった五つのシナリオが用意されており、ビジネスの場でのスピーチ恐怖症への備えとなる。
いずれも無料で、Google、iOS、Gear VR用がある。
Speech Center for VR
このアプリは、一連のスピーチトレーニングを提供する。アプリ内でバーチャルコーチによるインタラクティブなレッスンを受けた一人で練習したりできる。
. Gear VR用に無料でダウンロードできる。
参照元サイト名:Haptic.al
URL:https://haptic.al/public-speaking-fear-anxiety-virtual-reality-eb597a1cbdfb#.ciiqjaijd
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