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PS4のファームウェアアップデートで、PSVRでの3Dブルーレイ再生が可能になることが先日発表された。PlayStation Lifestyleでは、ベータ版でいち早く3Dブルーレイの映像をPSVRで体験したテスターたちがRedditに投稿したコメントをまとめて取り上げている。
『アバター』の3D版で試したというChrislawranceは、「どこが改善されたのかを語るのは難しいが、エッジがスムースになったように感じる」らしい。解像度が低いと画面がぼやけた感じになってしまうが、それが改善されるのかもしれない。『アバター』は美麗なCG映像で話題になった作品なので、アップデートでの変化が分かりやすかったのではないだろうか。
BeerGutNinjaも、シネマモードの解像度が明らかに向上したと報告している。映像の美しさは複数のユーザが実感できるほど向上しているようだ。一方で、立体感はそれほどでもなかったという。3D映像を見ていると感じられない場面もあったようだ。
映像の品質について言葉で差異を説明するのは難しいが、何かが変わったのは確からしい。ただ、3D映像を再生したときの立体感についてはユーザによって感じ方が異なるようだ。この部分はヘッドセットを用いない3Dテレビでも同様なので個人差が大きいのかもしれない。
中にはPSVRでの3D体験を高く評価しているコメントもある。
Takoman64は「今後は3Dブルーレイしか購入しない」とまで言っている。PSVRの3D再生機能が「映画に躍動感と深みを与える」という。
ネット上のコメントなので誇張があるにしても、感動的な体験だったようだ。個人差の他に、視聴したコンテンツが3Dに向いているかどうかにも影響されるのだろう。『アバター』を観たと書いているChrislawranceと異なり、BeerGutNinjaとTakoman64は試したタイトルを明らかにしていない。
RedSpecialFXもPSVRの3Dブルーレイ再生機能を高く評価しているユーザの一人だ。特に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は「地元のIMAX 3Dで観た感覚に近い」体験ができたという。他に『ジュラシック・パーク』と『パシフィック・リム』でも試したそうだが、いずれも満足のいく結果だったようだ。「(IMAXほど)鮮明な映像ではないにしても、更新後は改善されている」と、画質についても向上を報告している。
3Dブルーレイの再生に対応することで、映像再生機器としてもPSVRの需要が高まることが考えられる。しかも映画館並の3Dを体験できるとすれば、その効果は計り知れない。ゲーマー向けのコンテンツが多い現在でも品薄の状態が続いているPSVRは、今後もしばらく手に入りにくいままだろう。
既にPSVRを持っているならば、アップデートが正式に配信されるまでに3Dブルーレイ用意するのも良いかもしれない。
参照元サイト名:PlayStation Lifestyle
URL:http://www.playstationlifestyle.net/2017/02/05/psvr-update-2-40-improves-cinema-mode/
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