フランスに拠点をおくMiddleVRは、2016年7月に、VRCADアプリ「Improov3」をリリースすることを発表した。



MiddleVRが開発している「Improov3」は、VRヘッドセットから見えるVR空間内で3DオブジェクトをモデリングするVRCADアプリ。


そんなImproov3の全機能が実装されたベータ版が、2016年7月にリリースされる。


Improov3の最も重要な機能は、VR空間内で複数のユーザーが3Dオブジェクトを共有して操作できる機能である。


3Dオブジェクトの共有は、VRヘッドセットを装着したユーザーだけではなく、非VRユーザーからも可能となっている。



Improov3は複数のVRヘッドセットに対応しているうえ、複数の入力デバイスとファイル形式にも対応している。それらの情報をまとめると、以下の表のようになる。















対応VRヘッドセットOculusRift (DK1, DK2, CV1), HTC Vive (DK1, Pre), Vuzix, CAVE, Holostage, MiddleVR for Unityに対応したもの
対応入力でバイスLeap Motion, Microsoft Kinect 1 &2, Razer Hydra
対応ファイル形式CATIA V5 ( .CATPart, .CATProduct, .cgr R10 ->R22 ), CATIA V6 ( 3DXML Binary, R2011x ), 3DXML (V3, V4 Ascii), SolidWorks (.sldprt, .sldasm, All->R19), Siemens NX (JT: JtOpen 7.0 ->9.5 ), STEP (.stp, 203/214), IGES (.igs, 3&5), VRML, FBX, OBJ, 3DS, STL

なおImproov3のベータ版は、公式サイトをつうじて取得することができる。


参照元URL:https://www.vrfocus.com/2016/06/view-cad-models-and-meet-online-with-virtual-office-software-improov3/


Improov3公式サイト

http://www.middlevr.com/improov/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 VR空間で複数ユーザーが3Dオブジェクトを共有・操作可能なVR CADアプリ「Impoov3」とは?