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同メディアは、Hololens販売リーダーであるRoger Walkdenに対して、Hololensの現状と展望について尋ねるインタビューを行った。
そのインタビューにおいて、同氏はHololensの売れ行きについて、以下のように発言した。
「私たちはもともとHololensを何十万台、何百万台も売ろうとは思っていませんでした。Hololensは高いですし、そもそもそんな在庫がありません。
詳しい数についてはお答えできませんが、数万台とはいかないものも数千台は売れた、とは言えます。
現段階では(数千台売れたことで)十分であり、結果に満足しています。」
また、($3,000:日本円で30万円を超える)高額な同デバイスの価格が将来的に安くなることがあるのか、と尋ねたところ、OculusRiftやVIVEが製品版をリリースするまでに2〜3年を要したことに言及したうえで、以下のように言った。
「(現在の高額なHololensは)まだバージョン 1であることを思い出してください。
(低価格は)もっと未来のバージョンで実現するでしょう。」
同氏はさらに、詳しいことは話せないが、Hololens開発に関するロードマップは確かに存在していることも補足した。
以上のインタビューでの答えから分かることは、Microsoftは高額なHololensが短期間で爆発的に売れはしないことは承知しており、バージョンアップを重ねながら安くすることで、時間をかけながら同デバイスを普及させようと考えている、と言えるかも知れない。
Hololens販売リーダーRoger Walkdenへのインタビューでの発言を報じたThe INQUIRERの記事
http://www.theinquirer.net/inquirer/news/3003380/microsoft-hololens-firm-admits-sales-figures-are-in-the-thousands
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