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アスクさんは「HTC Vive」の販売代理店契約を結んでおり、その他にもNOKIA製のプロ用3D 360度VRカメラ 「OZO CAMERA」やVR用モーションシート「SIMVR」といったVR関連製品も取り扱っています。
3DRudderは椅子に座った状態で本体に足を乗せ、その傾きや回転によってVR空間を移動することができる画期的なモーションコントローラーです。
またフットコントローラーとして、マウスの操作やキーボード操作の一部として利用したり、工業用、CAD用のコントローラーとしても使うことができるそうです。
手を使わずに操作ができる事で、色々な可能性を秘めているこちらの商品を早速レビューしていきます。
一見するとルンバのようなパッケージですが、こちらが3DRudderのパッケージです。
外観に特に日本語の説明はありませんが、設定はとても簡単ですので安心してください。
パッケージを開けるとすぐに3DRudderとご対面。
箱から取り出してみると、想像していたよりも遥かに軽く、重量は2kg未満。
軽いと耐荷重が気になる所ですが、着席して足を乗せた状態なら130kgまで対応できるとの事です。
裏側には滑り止めが付いており、夢中になっている間に本体が移動してしまうのを防ぐ事ができます。
PCとの接続方法は本体から直接伸びているUSB2.0ケーブルを使います。
本体充電などもの必要はなく使えるので、この辺りはありがたいです。
本体とは別に日本語で書かれた紙が入っていたので、表記してあるURLにアクセスすると……。
ユーザー登録・ログインの画面が出てくるので、初めての方はRegisterのボタンから登録を行います。
登録に必要なのは、名前とメールアドレスUsernameとPasswordは自分の好きなものを登録します。
登録が完了すると、ドライバのダウンロード画面が出てくるので、ダウンロード。
ドライバを起動し本体を接続してアップデートなどを行うとダッシュボードが起動します。
ちなみに1度USBで接続すると、接続されている間3DRudderの本体の上に足が乗っていないとビープ音が鳴り続けます。
この部分に関しては設定で消すことができるといいのですが、そういった項目はレビュー段階では見つけることができませんでした。
こちらが起動した3DRudderのダッシュボードです、各種設定とデモを行うことができます。
チュートリアルでは3DRudderの基本操作を、デモでは実際に操作を確認することができます。
基本操作は上下左右に傾ける・右左に旋回する・つま先とかかとでスイッチを押すという動きになっておりますが、基本操作にはマウスやキーボードのキーを自由に割り振ることができます。
ちなみに3DRudderが対応していると、書かれているゲームに関しては最適な設定がすでに登録されているので、対応ゲームがある場合はそちらを選ぶとさらに使いやすいです。
3DRudderはビジネスシーンでも活用できる可能性を秘めています。
例えば不動産業界の場合、3DRudderを使ってVR内覧を行うことで、実際に部屋の中を歩いて移動している感覚を体験できますし、VRショッピングモールで3DRudderを使えば自分の足で買い物を楽しんでいる感覚を更にリアルに体験をすることができます。
そのほかにも観光業界など、移動する事に意味がある分野では、更にリアルな体験を提供する事が出来ます。
実際に3DRudderを使用してみたところ、慣れるのに若干の時間が必要ですが体験としてはとても新しいと感じました。
ただでさえ没入感が高いVRコンテンツですが、さらに移動を足で行うことにより、リアリティは格段に向上します。
スキーやスノーボードといったスポーツを楽しむことができるVRゲーム「STEEP」で3DRudderを試してみましたが、特にスキーのコンテンツでは本物のスキーとほぼ同一の感覚になるので、もはやゲームそのもののリアリティが一段階パワーアップしたというイメージです。
今回は株式会社アスクさんからお借りした、手を使わずに足で操作ができるVR/3D用モーションコントローラー、3DRudderをレビューさせていただきました。
間違いなくこのコントローラーで、今感じているVRをさらに1つレベルアップできる3DRudder気になった方は以下から詳細をご覧ください。
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