VR技術によってこれまで空想の中でしか楽しめなかった、ファンタジーやSF、ホラーなどのフィクションの世界が現実のものとして楽しめるようになった。


つまり、VRによって表現が大きく進化したわけである。


こうなると正直な話、男性としては「ならVRでアダルトコンテンツの表現はどこまで進化したのか!?」が気になるところ。


そこで、現在楽しめるアダルトVRコンテンツやグッズをご紹介しよう。


PC向け3DCGアダルトゲームメーカーによる期待の新作「VRカノジョ」




PCのアダルトゲームブランド「ILLUSION」から2017年2月28日に発売予定のVR専用ゲームソフト。


OculusRiftとHTC VIVEに対応している。


近所に住む少女「夕陽さくら」に勉強を教えてと頼まれた主人公が、彼女の家で勉強を教えることになる…という物語やヴィジュアルデザインなどに某ゲームの影響を感じずにはいられないが、それが逆に興奮をかきたててくれる。


もちろん、アダルトコンテンツなので肝心のシーンも実装。ぬかりはない。


これまで3DCG表現を駆使した作品を中心に開発してきた「ILLUSION」だけあって、VRということを差し引いてもクオリティは高い


2017注目のアダルトVRコンテンツといえる。


スマホと連動してキャラクターが動く「なないちゃんとあそぼ!」




Oculus Rift/HTC Viveに対応したアダルトVRゲームで、同人サークル・VRJCCが制作、コミックマーケットで販売開始した。


現在「とらのあな」をはじめとする取扱店舗で、パッケージ版やダウンロード版を購入することができる。


内容は、なないちゃんの部屋のベッドの上でなないちゃんとの行為が楽しめるというもの。


ユニークな点は、スマートフォンの加速度センサーやジャイロセンサーを用いて動作を読み取り、ゲーム内のキャラクターの動きに連動させるという点。


このため、たとえばスマートフォンを人形などに取り付けることで、現実に人形を押し倒すと、ゲーム内のキャラクターも押し倒される…という臨場感を味わえる。


なお、スマートフォンがない場合には視線でアイコンを選択して操作する。


専用ワイヤレスコントローラーが特徴的!「カスタムメイド3D2」




PCのアダルトゲームブランド「KISS」が販売中のアダルトゲーム。


タイトルにある「カスタム」という言葉の通り、女の子の見た目を自分好みにカスタマイズできるという点が特徴。


本作そのものはVR対応していないものの、公式が配信しているアップデータ「カスタムメイド3D2 VR β」を適用することでOculus Rift CVとHTC Viveへ対応


ただしアップデータは正式製品という位置付けではないので、動作保障がない


VR目当てで購入する場合、動作保障がないという点には留意しておこう


アダルトVRという観点から見た場合、本作は「Chu-B Lip」というジョークグッズタイプのワイヤレスコントローラーに対応しているのが特徴


現在一般的なVRコンテンツは触感の再現には対応していないため、ゲームとジョークグッズが連動するという点は見逃せない。


Chu-B Lipとは?


ジョークグッズにゲームコントローラーとしての機能を組み込んだデバイス


外部に用意されたボタンによってマウス代わりになるほか、内部にセンサーが組み込まれており挿入を感知、挿入と合わせてゲームキャラクターが反応するため、実際にゲームキャラクターと行為に及んでいるかのような臨場感が得られる


「Chu-B Lip」と、改良版の「Chu-B Lip S」が存在しており、単品でも購入できるが「カスタムメイド3D2」とのセット購入も可能だ。


憧れのセクシー女優が目の前に!「DMM VR」


出典元…DMM VR動画プレイヤー(筆者によるスクリーンショット)



DMMが提供するVRコンテンツ再生アプリと、VRコンテンツ配信プラットフォーム。


一般向けのVRコンテンツも配信されているが、そこはアダルトビデオの配信プラットフォームであるDMMが手がけているだけに、豊富なアダルトVRコンテンツを配信。


3DCGによって描かれた「VRカノジョ」アニメ絵調の「カスタムメイド3D2」と異なり、こちらは実写がメイン


架空のキャラクターではなく、実在のセクシー女優との行為を楽しめるというのが何よりの特徴だろう。


また、対応デバイスがiPhone/AndroidとGear VRといったスマートフォンベースのVRデバイスというのも特徴。


高価な機器を購入せず手持ちのスマートフォンと紙製VRビューワーで気軽に体験することが可能だ。


おもしろいのが、プレイヤー起動時に下を向くと端末カメラを通して手元を表示してくれる機能がついていること。


あえて詳しくは言及しないが、アダルトVRを楽しんでいる最中に手元が確認できるとはなんともありがたい機能だ。


なおこの時、VRコンテンツ上では手でドリンクを持っているという表現になっており、VRコンテンツ内の世界観に現実の映像を持ち込んで雰囲気を壊さないよう配慮されている点が素晴らしい。


Adult Festa VR


出典元…VRX Media Player(筆者によるスクリーンショット)



Adult Festa TVが提供するアダルトVRコンテンツ配信プラットフォーム。


DMM VR同様、セクシー女優による実写コンテンツがメイン。


特徴といえるのは、VRに+1Dを加えた「VR+1D」対応のコンテンツを配信していることだ。


デバイスはOculus Rift、HTC ViveのほかiPhone/Androidといったスマートフォンにも対応。


いずれのデバイスで鑑賞する場合にも対応ソフトのインストールが必要だ。


+1Dとは?


動画コンテンツとジョークグッズの挙動とを連動させる技術。


コンテンツとジョークグッズを連動させるという意味では前述の「Chu-B Lip」に近いが、「Chu-B Lip」はジョークグッズがコントローラーとしての機能をもっていたのに対し、+1Dは動画内の行為に基づいてジョークグッズが動く…という真逆のコンセプト。


このため、自分が直接的にアクションするというのではなく、動画内で受け身の行為をされている際に臨場感がアップする


+1D対応のジョークグッズ




A10サイクロンSA


動画に連動して動作するという仕組みを持っているため、+1D動画を楽しむためには+1Dに対応したジョークグッズが必要だ。


+1D対応のジョークグッズには、「A10サイクロン SA」や「MAIKO-DOS」といったものが発売されている。


VRの普及とともにさらに拡大が見込まれるアダルトVR


ビデオやDVD、インターネットや携帯電話などの新技術普及には、必ずアダルトコンテンツがセットになっているものだ。もちろんこのことは、VRも例外ではない


特に、映像やコンテンツを外から眺めているだけでなく、当事者として実際に体感できるVRは、アダルトコンテンツとの親和性が高い


このため、今後VRが普及していくことによって、より一層アダルトVRコンテンツの供給が進むだろう。


また、アダルトVRコンテンツの普及に伴いVRの普及も進んでいくことが想定される。


加えて、今回紹介したジョークグッズの進化・普及が進めば、自宅で安価に性的なエンターテイメントを楽しめるようになるわけで、性風俗産業の構造が大きく変わるほどのインパクトも考えられる


今後のVR業界を占うという意味でも、純粋な男性の本能という意味でも、一度はアダルトVRコンテンツを体感しておくべきと言えるだろう!


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 エロの未来がきた!男なら知っておくべきアダルトVRまとめ