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VR for ImpactはUnited Nationが発表した2030年までのSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)を支持した、社会に良い影響をもたらすVRコンテンツとテクノロジーを制作するために作られた、支援プログラムだ。
United NationのSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は貧困問題や環境保護など、世界の人々の平和と幸福のための行動を呼びかける行動指針である。
VRは直接的に関係ないように思えるが、VRコンテンツは他の2Dコンテンツよりも世界的な問題をより身近でリアルに体験できるパワフルなツールだ。
HTC ViveはVR for Impactを通して1000万ドルをVR産業パートナー、コンテンツデベロッパーに投資し、問題に関する認識や、教育、行動を呼び起こすような体験の制作をサポートしていく。
HTCのCEO、Cher Wang氏はこうコメントしている。
「ViveのルームスケールVRはストーリーテーリング、教育、トレーニングにおいて強力なツールとなれます。
彼らのサポートがあれば、今まで注目されなかったようなものでも多くの人に訴えかけることができるでしょう。」
Communications for World Food ProgramディレクターのCorinne Woods氏はこう話している。
「どんな問題にも語られてないストーリーがあります。
HTCのサポートでそのストーリーを世界に発信し、United Nationのアジェンダの達成に革新的な方法で貢献できます。」
VR for Impactは今日からウェブサイトでプロジェクトに関するアイデアを募集している。
VR for ImpactウェブサイトURL: https://vrforimpact.com/
その中から第一回目のプロジェクトが選ばれ、アースデイの4月22日に発表される予定だ。
HTC Viveはプログラム開始を記念して、United Nations WFPテントにて、VRのストーリーテーリングや教育への重要性を示すためのデモンストレーションもしている。
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