Nikeは2016年末、パリの店舗で様々なスタイルのシューズを表示できるAR機器を設置した。



AR技術とVR技術は着実にショッピングで利用され始めている。その例の1つとしてパリにあるNikeの店舗では現在、顧客にARを使って様々なスタイルの靴を表示するシステムを提供している。


このARシステムでは、無地のシューズに異なるカラーや柄を写し出すAR技術を採用。開発責任を担うのは、ARの小売プログラムに特化したフランス企業「SmartPixels」。同社は同様にNikeIDのカスタマイズサービスのインターフェースも担当している。



このARシステムは顧客が所有するモバイル機器ではなく、店舗に設置してあるタブレットを使って起動する。あらかじめプロジェクトされているホログラムがシューズに表示される仕様だ。提供されているシューズの種類はAirMaxとLunarEpic Low、Cortezの3つ。NikeIDは膨大なデータベースを持つため、このARシステムが好評なら試せるオプションが増える日もそう遠くはないだろう。


このARシステムが試せるのはフランスのパリにあるAvenue des Champs-Élysées付近の店舗。将来的には顧客が家でアプリを使いながら履いているシューズにホログラムを表示させて、シューズを購入しようか考える日が来るかもしれない。


参照元サイト名: SmartPixels

URL: http://www.smartpixels.fr/nike-store-paris-champs-elysees-augmented-nikeid/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 Nike新ARシステム、異なるデザインの靴をARでディスプレイ