日本で、そして世界で人気のARアプリといえば、やはりポケモンGOだ。いっときのブームは落ち着いたものの、現在も多くのポケモントレーナーが外を歩いてはポケモンをゲットしている。しかし、海外ではそれ以上のものをゲットできるARアプリが人気になっているらしい。


Press Release Jetが伝えた『Seek』では、現金やギフトカード、スポンサー企業の商品が手に入るという。これらの賞品は、ゲーム内のキャラクターよりも強くユーザを引きつけるはずだ。


Seekとは



公式ホームページではっきりと「ポケモンGOのようなもの」と書かれている。要するに、位置情報を利用してプレイするゲームだ。違うのは、宝箱を見つけると賞品を入手できる点である。


ホームページの記述といい、上記のビデオ(これも公式だ)といい、ポケモンや任天堂からクレームが来ないか少し心配だ。


マップの探索



ポケモンGO、あるいはIngressのようなマップ画面を見ながら宝箱を探す。マップ上に表示される点の色で、宝箱のレアリティを確認できる。


中身はゲーム内コイン、現金、テレビなどだ。レアな宝箱にはリアルな賞品が入っている可能性が高いので、積極的に狙っていきたい。


レアな宝箱



宝箱はレアリティによって外見も違う。レア、エピック、レジェンドといった珍しい宝箱には賞品が入っている可能性が高いので、期待できる。


ただし、レアな点ばかり狙えば良いわけでもない。「レア」以上の宝箱を開けるにはゲーム内アイテムの鍵が必要になるからだ。鍵は一般的な宝箱に入っているコインで購入できる。


賞品をゲット



各分野のスポンサー企業が賞品を提供している。マップ上に赤い点で表示される宝箱には企業が提供する賞品が入っている可能性が高い。もちろん、開けるためには鍵が必要だ。


上記の画面で興味がある趣味を登録しておくと、その分野の宝箱が登場したときに通知されるのだろうか。アプリ内にヘルプがないが、おそらくプッシュ通知が来るのだろう。


スポンサーにとってのSeek


ユーザにとっては、賞品を手に入れるチャンスがあるSeek。広告費を投じて賞品や現金を提供するスポンサーにとっても、もちろんメリットがある。


集客



ポケモンGOでは、レアなポケモンが登場することで被災地の復興(観光客数の回復)に役立つ可能性が示された。Seekでも、Seekerと呼ばれるユーザたちは宝箱を求めて移動する。


商店やレストランの近くに宝箱を配置してみるのはどうだろうか。しかも、その中身が割引券やドリンク無料チケットだったとしたら?


広告



店舗の近くに宝箱を配置するのがいつも最良とは限らない。広い範囲に賞品を置いておけば、クーポン券を見つけたユーザがブランドに興味を持ってくれることも考えられる。


イベント開催



何か特別なイベントを開催するときに、会場に宝箱を配置してみる手もある。あるいは、真夜中のタイムズ・スクエアに自社の新製品を落としてみるというのはどうだろうか。話題性は十分だ。他の広告以上の効果があるかもしれない。


現在のSeek


この寒い時期でも、Seekは好調だという。数週間前から少しずつ対応する国を増やし、33カ国で8万以上の賞品がユーザに届けられたらしい。


暖かくなると、ARアプリを利用しやすくなる。Seekはこの春にユーザ数500万を目指しているという。


アプリはiOSAndroidに対応している。が、残念ながら利用可能な33カ国に日本は含まれていない。


アプリのダウンロードや登録は可能だが、宝箱が落ちていないのだ。まだ登場したばかりのアプリなので、早期に日本へも展開されることを期待したい。


 


参照元サイト名:Seek公式サイト

URL:http://www.seekadventureapp.com/


参照元サイト名:Press Release Jet

URL:http://pressreleasejet.com/news/new-seek-app-augmented-reality-just-became-a-lot-more-rewarding.html


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 ポケモンゲットはもう古い!現金やギフトをゲットできるARアプリ『Seek』が世界で人気